おはようございます。
先日、ずっと見たかったミュージカル「キャッツ」を見てきました。
キャッツを知ったのは、中学生のときの音楽の授業でした。演奏するから、とかではなく、鑑賞の勉強だった気がします。
レジュメが配られ、先生の話を聞いた後、有名な劇中歌「メモリー」の場面をDVD(歌が英語で下に日本語字幕)で見ました。
そのときから「いつか、キャッツを通しで見たい」と思っていました。
その後、エドワード・ゴーリーという絵本作家の展示に行った際、物販でキャッツの原作だという詩集(挿絵を描いたのがゴーリー)を買って憧れを強めることになるのでした。
大阪での開演が決まってから見に行きたいと言いつつ行けてなかったのですが
千秋楽が決まったことを知って「席は端でもいい。とにかく見たい」と必死になって席がある日を探しました。それが今年の秋、当時の現場の休憩時間のことでした。
で、ネタバレなしの感想だけを述べると一言になってしまうのですが「楽しかった」です。
私が座っていたところは2階で、舞台の下手が全く見えないような位置だったし
隣りのお姉様方はヒソヒソうるさかったけど
それでも尚、楽しかったです。
見た人から「先に猫たちの名前を覚えておくと、より楽しめるよ」と聞いていたのですが
(その人も言っていた通り)猫たちの名前はかなり複雑で、開演前にパンフレットを見ただけでは、とても覚えられませんでした。
覚えやすい名前や、劇中歌で何度か呼ばれる名前もあるのですが
開演前は「どの猫が名前を呼ばれるのか」なんか分からないし、猫もたくさんいるので
名前の一部を覚えておくとか、紹介文に「兄貴肌」と書かれていた猫→お兄ちゃんとか心の中であだ名を付けるのが精一杯でした。
ちなみに開演前にパンフレットを見ていて「私はたぶん、この不良猫を好きになるだろうな」と予想していたのですが、終わってみると一番好きになった猫は予想と違い、お兄ちゃん猫でした。(不良猫も良いキャラでした)
それから休憩時間に舞台に上がってセットの見学ができるんですが
猫たちはゴミ捨て場に暮らしているので、立ち入り禁止のところにも普通のコーンを置く代わりに大きな空きビン2本とか、ゴミをモチーフにした立ち入り禁止の印が置かれていてそんなところにも感動しました。
ステージはこんなにツルツルしてるんだな、とか(分かりにくいですが、スケートボードのステージみたいな感じでした)舞台から客席を見上げるとこんな感じなんだな、とか考えながら歩きました。
さて、見終わってから思ったのですが
舞台でも映画でも何でも、見る前に少し情報や知識を入れておいた方が楽しめるなと思いました。例えば、ポケ○ンの映画が公開される頃になると「知っておくと映画がもっと楽しめる」といった特集をよく子供向けの雑誌や番組で見ましたが
あれは見る前の期待感を高めると同時に、知ってると映画の話を理解しやすくなる情報にもなると思うんです。
猫たちの名前や、簡単な紹介も、知っていると楽しみやすくなる情報の一つだと思います。
キャッツは大切なお祭りに集まった猫たちの物語ですが、劇中歌のほとんどはお祭りにはあまり関係なく「ここには様々な猫がいるんだよ。例えば彼は…」といった紹介の歌が延々と続く感じです。
で、そのことを知らなかったり、繰り返されている単語が猫の名前だと知らなかったりすると「何の話?」となるのも仕方ない気がするのです。
あるいは手品師の猫を紹介する歌の「magician」とかの発音が良すぎて聞き取れなかったときに「今なんて言った?」となる気持ちも分かります。
※それでも静かには、してほしいですけど…それは別の話。
ネタバレになるから、と一切の情報を持たずに見たい方も多いと思うのですが
少なくとも、私がキャッツを見た日に隣でヒソヒソしてたお姉様方から聞こえてくる声には「そんなに物語や猫に関する情報を知らずに見ているのか」と驚くような呟きもあったので、
やっぱり私は予告とか、ポスターとかで紹介されている程度のことは知ってから楽しみたいと思ったのでした。
もっとも、何も前情報なしに見て楽しんだ後「あれはどういう意味だったんだ?」を調べたり
何もややこしいことは考えずに印象的な場面を思い出したりするのも楽しみ方の一つなので、あくまで個人の感想です、ということです。
先日、ずっと見たかったミュージカル「キャッツ」を見てきました。
キャッツを知ったのは、中学生のときの音楽の授業でした。演奏するから、とかではなく、鑑賞の勉強だった気がします。
レジュメが配られ、先生の話を聞いた後、有名な劇中歌「メモリー」の場面をDVD(歌が英語で下に日本語字幕)で見ました。
そのときから「いつか、キャッツを通しで見たい」と思っていました。
その後、エドワード・ゴーリーという絵本作家の展示に行った際、物販でキャッツの原作だという詩集(挿絵を描いたのがゴーリー)を買って憧れを強めることになるのでした。
大阪での開演が決まってから見に行きたいと言いつつ行けてなかったのですが
千秋楽が決まったことを知って「席は端でもいい。とにかく見たい」と必死になって席がある日を探しました。それが今年の秋、当時の現場の休憩時間のことでした。
で、ネタバレなしの感想だけを述べると一言になってしまうのですが「楽しかった」です。
私が座っていたところは2階で、舞台の下手が全く見えないような位置だったし
隣りのお姉様方はヒソヒソうるさかったけど
それでも尚、楽しかったです。
見た人から「先に猫たちの名前を覚えておくと、より楽しめるよ」と聞いていたのですが
(その人も言っていた通り)猫たちの名前はかなり複雑で、開演前にパンフレットを見ただけでは、とても覚えられませんでした。
覚えやすい名前や、劇中歌で何度か呼ばれる名前もあるのですが
開演前は「どの猫が名前を呼ばれるのか」なんか分からないし、猫もたくさんいるので
名前の一部を覚えておくとか、紹介文に「兄貴肌」と書かれていた猫→お兄ちゃんとか心の中であだ名を付けるのが精一杯でした。
ちなみに開演前にパンフレットを見ていて「私はたぶん、この不良猫を好きになるだろうな」と予想していたのですが、終わってみると一番好きになった猫は予想と違い、お兄ちゃん猫でした。(不良猫も良いキャラでした)
それから休憩時間に舞台に上がってセットの見学ができるんですが
猫たちはゴミ捨て場に暮らしているので、立ち入り禁止のところにも普通のコーンを置く代わりに大きな空きビン2本とか、ゴミをモチーフにした立ち入り禁止の印が置かれていてそんなところにも感動しました。
ステージはこんなにツルツルしてるんだな、とか(分かりにくいですが、スケートボードのステージみたいな感じでした)舞台から客席を見上げるとこんな感じなんだな、とか考えながら歩きました。
さて、見終わってから思ったのですが
舞台でも映画でも何でも、見る前に少し情報や知識を入れておいた方が楽しめるなと思いました。例えば、ポケ○ンの映画が公開される頃になると「知っておくと映画がもっと楽しめる」といった特集をよく子供向けの雑誌や番組で見ましたが
あれは見る前の期待感を高めると同時に、知ってると映画の話を理解しやすくなる情報にもなると思うんです。
猫たちの名前や、簡単な紹介も、知っていると楽しみやすくなる情報の一つだと思います。
キャッツは大切なお祭りに集まった猫たちの物語ですが、劇中歌のほとんどはお祭りにはあまり関係なく「ここには様々な猫がいるんだよ。例えば彼は…」といった紹介の歌が延々と続く感じです。
で、そのことを知らなかったり、繰り返されている単語が猫の名前だと知らなかったりすると「何の話?」となるのも仕方ない気がするのです。
あるいは手品師の猫を紹介する歌の「magician」とかの発音が良すぎて聞き取れなかったときに「今なんて言った?」となる気持ちも分かります。
※それでも静かには、してほしいですけど…それは別の話。
ネタバレになるから、と一切の情報を持たずに見たい方も多いと思うのですが
少なくとも、私がキャッツを見た日に隣でヒソヒソしてたお姉様方から聞こえてくる声には「そんなに物語や猫に関する情報を知らずに見ているのか」と驚くような呟きもあったので、
やっぱり私は予告とか、ポスターとかで紹介されている程度のことは知ってから楽しみたいと思ったのでした。
もっとも、何も前情報なしに見て楽しんだ後「あれはどういう意味だったんだ?」を調べたり
何もややこしいことは考えずに印象的な場面を思い出したりするのも楽しみ方の一つなので、あくまで個人の感想です、ということです。
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