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鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子【ゲンロン10刊行記念】「ユートピアを記録/記憶するーーコンセプチュアリズムとペーパーアーキテクチャから見るロシア芸術」(2019/10/25収録) @WakanaKONO @yuvmsk

「不可能なことなんで 建築の自己否定 素晴らしいな [この時点でもう21 ”問題しか無い” ベアトリーチェみたい 素晴らしい

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    販売期間 2020年10月01日 00:00 〜 2037年12月18日 00:00

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【収録時のイベント概要】建築史家の本田晃子氏とゲンロンの上田洋子による共産主義建築シリーズ第6弾。今回はロシアの美術・文学を専門とし、南極ビエンナーレの参加者でもある鴻野わか菜氏をゲストに、現代美術、建築、そして詩における記憶と記録の問題を議論する。1970年代初頭に起こったモスクワ・コンセプチュアリズムと呼ばれる美術の潮流がある。その代表的な美術家のひとり、イリヤ・カバコフは越後妻有の風景にテクストを重ねた作品「棚田」で日本でもよく知られている。カバコフをはじめ、モスクワ・コンセプチュアリズムの作品にはどこかの出来事やだれかの人生をあたかも存在したかのように捏造し、それを記録するものが多く見られる。他方、ペーパー・アーキテクチャは1980年代、つまりカバコフらの後続世代の運動だ。ソ連体制下、ほとんど自分のプランを具現化できない建築家たちは、状況を逆手にとってそもそも実現できない建築を考案し、記録して、紙の上だけで存在する建築物を生み出した。しかも、彼らはそれらの作品を匿名で国外のコンペに出品し、高い評価を受けていた。たとえばアレクサンドル・ブロツキーとイリヤ・ウトキンは1982年のセントラル硝子国際コンペで最優秀賞を受賞、その後も何度か入賞を果たしている。また、新建築住宅設計競技のウィキペディアを見ると80年代に「設計者不明」という記載があるのがわかるがその文字列のうちのいくつかの裏には、匿名のソ連の建築家たちがいる。ソ連・ロシアの芸術は、なぜ存在しない/しえないものをあたかも存在するかのように描き出すのか。そして、それらの作品が不自由なソ連時代をかいくぐって生き残り、いまも力を持つのは何故なのか。『ゲンロンβ』における連載「亡霊建築論」が人気の本田氏と、現在市原湖畔美術館で開催中の「夢みる力―—未来への飛翔 ロシア現代アートの世界」展のキュレーターでもある鴻野氏。ソ連・ロシアの建築/現代美術研究のいまを担う二人がロシア宇宙主義からアレクサンドル・ブロツキーのアンビルト建築まで、ロシア芸術のユートピアを語り尽くす。【イベントのページ】https://genron-cafe.jp/event/20191025/

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