成長戦略のカギが「女性」というなら、女性首相が生まれるくらいの国になれ!
安倍政権にとって、2014年がたいへん重要な年になることは間違いないだろう。そして、この重要な年のカギとなるのが、「女性の活躍」だと僕は考えている。
安倍首相自身、成長戦略のひとつとして女性の活躍を挙げている。それを体現するのが山田真貴子さんだ。昨年11月に、女性初の首相秘書官となった。情報通信、少子化、女性政策を受け持つ。また、2015年度の中央省庁の国家公務員採用について、全体、総合職ともに女性の割合を30%以上に引き上げる方針も決めている。
山田さんには大いに期待したいのだが、とても残念なことに日本は、一部上場企業の管理職や国会議員に占める女性の割合が、先進国のなかで、おそろしく低い。企業の課長以上や管理的公務員を「管理的職業従事者」という。そのなかで女性が占める比率を調べたデータがある。アメリカ43%、フランス38%など、欧米の多くの国で30%を超える。だが、日本はなんと11.9%だ。
この数字をみると、日本で女性首相が誕生することは、当分ないと思える。だが、そんななかで「彼女なら」と僕が期待する女性がいる。たとえば民主党の蓮舫さんだ。
僕と蓮舫さんの付き合いは、彼女が国会議員になる前、キャスターをしていたころからになる。蓮舫さんはキャスター時代から、はっきりした性格で、頭の回転が速く、勉強熱心だった。そんな彼女のことを、僕はいつも感心していたのだ。
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2014/01/30(木) 20:00 長谷川幸洋コラム第35回 細川氏の公約に現実味はあるか。大阪府市の提言に照らして検証する
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