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まどかマギカ小説第二回アップです。

2013/06/09 00:44 投稿

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どうも、へたれ同人作家の藤下綾人です。
予定ではゲームのキャラクター紹介をしようかと思っていたのですが、良く考えたらまどマギ小説のアップを今週にすると予告していたのでそちらを先にアップしようと思います。
まぁ、キャライラストがまだ終わってないからと理由もありますが……^^;
ゲームのキャラ紹介の方は3日後あたりにアップする予定です。
それでは、以下より前回の続きとなります。
今回は第3話をアップします。
どれだけの人が見てくれるか分かりませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。

3話 意外な展開、予定外の再会

キーンコーン、カーンコーン…………。
……チャイムの音がする。そろそろ教室に戻らないといけない。
ハンカチで涙をぬぐった後に泣いていた事が悟られないように顔を洗ってから教室に戻ることにした。
(もう迷う時間は終わり。ここからは目標を達成することだけを考えなくては……。)
教室に戻り、残りの授業を受けながら放課後にどのように行動するか、そんなことばかり考えていた。 そして、放課後……。

さやか「まどか~、帰りにCD屋に寄っていかない?」
まどか「うん、いいよ。また上条君におみやげ?」
そんな会話をしながらまどかと美樹さやかは楽しそうに教室を後にした。
この後、彼女たちはキュゥべえと出会って、そして……。
(いけない、迷っている場合じゃない……)
一瞬、止めに行きたいという思いに囚われるが、頭を振ってその考えを振り払う。
まどかが魔法少女になることを止めないこと、このことの利点を活かさなくてはこの時間の意味がない。
そう、まどかが魔法少女になることを阻止しないことにはワルプルギス戦で戦力になることの他にも意味があった。
その一つが巴マミに敵対心を抱かせないこと。
今までの時間ではまどかとキュゥべえを接触をさせないためにキュゥべえを攻撃して阻止しようとしていた。その結果、キュゥべえを親友のように思っている巴マミに敵対心を抱かせ、またそれをキュゥべえに利用されることになってしまった。
ある時間ではそれが原因で彼女が死亡する事態にもなってしまっている。少なくとも彼女が死亡することだけは避けなくてはならない。
それが出来なければ全員そろってワルプルギスの夜との戦いを迎えるという最低限の条件すら果たせなくなってしまう。
そして、もう一つの理由はキュゥべえに警戒心を抱かせないこと。
私がまどかを魔法少女にさせまいとキュゥべえの妨害をして以降、キュゥべえは他の魔法少女達に私に対して警戒を抱かせるような発言を繰り返してきた。 それが原因でわたしの言うことを信じてもらえずにまともに協力出来ずに最悪の事態になってしまっていた。
でも、契約の阻止をしなければ少なくとも自分の知らない魔法少女がいるということで多少の警戒は抱かせるが、率先してわたしに対しての悪印象を与えようとはしないはずだ。
ほむら「……まずは巴マミと接触して、彼女との協力関係をきずかないといけないわね」
巴マミはまどかと美樹さやかの魔法少女の先輩ということで二人に信頼されている。 彼女と協力関係をきずけるという事はまどかと美樹さやかとの関係にも影響を与え、今までよりも二人からも協力を得やすくなるはずだ。
問題はどうやって彼女と協力関係をきずくかだけど……。
さすがにいきなり彼女の教室に会いに行って協力をして欲しいといっても、協力を得ることは無理だろう。 むしろ、疑われてしまう可能性のほうが大きい。
魔法少女の大半はグリーフシードという魔法少女にとっての報酬を求めて魔女と戦っている。 それゆえに魔法少女は自分の街を縄張りとして守っていて、他の街から魔法少女が来た時には疑いの目で見てしまう。
特に巴マミはそういったグリーフシード目的で戦う魔法少女に対して良い感情を抱いていないはずだ。
何かきっかけがないことには、彼女に協力を持ちかけることは難しいような気がする。
ほむら「……どうしよう。何か方法はないかしら」
一番いいのは彼女が窮地に陥った時に助けに入ることだと思うけど、ベテランなだけあってそういう事態になることはほとんどない。
唯一彼女が窮地に追いやられたのは彼女が死亡した時の魔女くらいだけど、さすがにアレが出てくるまで何もしないというわけにはいかない。
そうなると、後は結界内で偶然を装って出会い、協力を呼びかけることがいいのかもしれない。 特に使い魔の結界で出会って、一緒に使い魔の討伐が出来ればグリーフシード狙いの魔法少女と疑われることもないはず。
……今考えられる手段ではこれが一番現実的か。
そうと決まれば、結界を早めに見つけることが急務だ。 ソウルジェムを取り出して、結界の探知を始める。
ほむら「学校内にはない……いや、この反応は……」
ソウルジェムが反応している。どうやら学校内に結界が出来つつある様だった。
ほむら「学校内に結界……思い当たる魔女は一体しかいないけれど……」
まだ魔法少女になりたての頃、まどかと巴マミ、そして私の3人で倒した魔女。 あの頃は二人の足を引っ張ってばかりだったっけ……。
ふと、懐かしい感傷に浸りそうになるが、そんなことにかまけている余裕はない。 これだけ近場に結界が出来たのならばすぐに巴マミも駆けつけてくるはず。
人気のないところで変身すると、急いで結界の反応のある場所に向かうのだった。

ほむら「これは……」
反応があった場所にたどりついた時には、すでに結界は消滅し始めていた。
(出遅れた……みたいね。)
結界の反応があってからそれほど時間は経ってはいない。
それなのに間に合わなかったということは、よほど巴マミが結界の近くにいたか魔女が予想よりも遥かに弱かったかのどちらかだろう。 そうだとすれば単純に運が悪かったとしか言いようがない。
ともかく、手伝うことが出来なかった以上、ここにいる事は良いとはいえない。 下手をすればわざと手を出さずに機会を狙っていたのではと思われかねないからだ。
きびすを返し、そこから離れようとした時、消滅していく結界の中から人影が現れた。
慌てて見えない場所まで移動しようと思ったのだが、その人影の正体がわかった瞬間足が止まっていた。
ほむら「……佐倉、京子!?」
あまりにも予想外な人物だった。 何で彼女がこんなにも早く見滝原に来ているのか……。
今までは巴マミが死亡した後に見滝原を自分の縄張りにするためにやってきたはず。 それ以外でも見滝原に来た時はあったが、少なくともこんなに早くやってきたことはないのに……。
まったく想定していなかった事態に呆然としていると、佐倉京子がこちらに気がついた。
京子「あんた……誰だ?」
訝しげな顔でこちらを見ている。
ここが巴マミの縄張りだと知っているから他の魔法少女がいたのが佐倉京子にとっても予定外のことなのだろう。
変に警戒されても今後の展開に支障が出るし、とりあえず自己紹介ぐらいはしておいたほうが良いかもしれない。
ほむら「……暁美ほむら。見てのとおり、魔法少女よ」
京子「ふ~ん、暁美ほむらね~。で、何でここにいるんだ?ここは別のやつの縄張りだと思ったけど……」
そういうと、佐倉京子は彼女の得物である槍をこちらに向けてきた。
ほむら「別に……今日、この学校に転校して来たからこの街にいるだけよ。」
京子「転校ね~。それはご苦労なこった。それで……これからどうするつもりだい?」
ほむら「……どうするって?」
京子「決まってるだろ。他の魔法少女の縄張りにやってきたんだ。縄張りの奪い合いになることぐらい想像がついているんだろ?」
ほむら「魔法少女同士の戦いに興味はないわ。ここの魔法少女が攻撃を仕掛けてこない限りは手を出さないつもり」
京子「ちっ、そうかよ。あんたもマミと似たようなタイプって事か」
佐倉京子の表情が露骨に不機嫌そうな顔に変わり、槍を構えなおした。 これは一度戦いになることも已む得ないか……。
覚悟を決めて臨戦態勢をとった瞬間、私と佐倉京子の中間に一発の弾丸が打ち込まれた。
京子「なにっ!?」
ほむら「……」
一触即発状態だったが、今の一発で完全に気がそがれてしまった様だ。 こんなことが出来る人物はただ一人……。
弾丸が飛んできた方向に目をやると、マスケット銃を片手にゆっくりとこちらに歩いてきている巴マミの姿が見えた。
マミ「悪いけど……その戦い、預からせてもらうわ」
京子「マミ!てめえっ!!」
マミ「久しぶりね、佐倉さん。そして……、そちらのあなたは始めましてかしら?」
佐倉京子に対しての警戒を怠らないようにしたまま、私のほうに話しかけてきた。
ほむら「ええ、はじめまして。暁美ほむらよ」
マミ「そう、暁美さんって言うのね。それで……あなたの目的は何かしら?この街の縄張りが狙い?」
ほむら「さっきその子にも言ったけど、この学校に転校してきたからここにいるだけで縄張り争いに興味はないわ」
マミ「そう……あなたとは話し合いでなんとかなりそうね。でも……」
わたしが当面の敵ではないと認識したのか、巴マミはその注意を佐倉京子にだけ向け始める。 マミ「佐倉さん、あなたがこの街にやってきたということは、つまり……」
京子「ああ、こんな魔女が大量にいる街は他にないからね。マミ……、あんたにはこの街から出て行ってもらうよ!」
そういって、佐倉京子は巴マミに向かって槍を構えた。 それに応じるように巴マミも佐倉京子に向かってマスケット銃を向けて威嚇している。 完全に二人とも戦闘態勢に入ったようだ。 (まずいわね。このまま二人を戦わせてしまったら、どちらが勝っても事態は悪化するだけ。 でも、下手に横から手出しすれば、両方から敵対される可能性がある、どうすればこの状況を……っ!?)
この状況をうまく纏める方法を考えていたら、突然結界の反応を察知した。しかも、これは……2箇所同時!?
どうやら、にらみ合いを続けていた二人も結界の存在に気がついたのか、今にも戦闘を開始しそうな気配はなくなっている。 今はこの状況を使わせてもらおう。
ほむら「二人とも、結界の気配には気づいているでしょう。今はこんなことをしている場合ではないと思うけど」
京子「ふん……、別にマミを倒した後に魔女も倒せばいいだけの話だろ。ここで引く理由にはならないね」
……佐倉京子の方は少し感情的になっているみたい……それなら。
ほむら「悪いけど、私は結界をそのままにしておくつもりはないの。もし、このまま戦おうというのなら……」
小盾から拳銃を取り出すと、いつでも撃てるように銃を構える。
京子「っ!?……ちっ!」
マミ「暁美さん……」
二人の魔法少女を相手にするのは分が悪いと判断したのか、佐倉京子は武器を収めた。 それを見て、巴マミも手にしていたマスケット銃をしまったようだ。
京子「マミはともかく、あんたの手の内がわからないからね。今回は引いてやるよ。ただし、次に会うときに邪魔したら……その時は、ぶっ潰す!」
そう言うと、佐倉京子は結界の反応のあった方向に走り去っていった。 とりあえず、二人が戦うという状況は回避することが出来たようだ。
でも、佐倉京子に悪感情を与えたのは、あまり良い状況とはいえないかもしれない。 そんなことを考えていると、巴マミが近づいてきた。
マミ「暁美さん……だったかしら?おかげで助かったわ」
ほむら「いいの、結界を放置しておきたくなかっただけだから」
マミ「そう……、でも、よかった。暁美さんは他の魔法少女とは違いそうね」
そう言うと、巴マミは嬉しそうに微笑んだ。 佐倉京子には悪感情を与えたけど、巴マミには良い感情を持ってもらえたようだ。 ……とりあえず、今はこれで良かったことにしておこう。
それよりも今は……。
ほむら「そんなことよりも、結界を何とかしないと」
マミ「そうね。一つには佐倉さんが向かったみたいだから、もう片方に行こうと思っているけど……、その、あなたさえ良ければ一緒にどうかしら?」
少しおずおずとした様子で、巴マミがそんな提案をしてきた。 もちろん、この提案は私にとっても望む所ではあるから、素直に受けることにしよう。
ほむら「ええ、私で良ければ一緒に戦わせてもらうわ。……これからよろしく」
マミ「よかった~。こちらこそ、これからよろしくね。暁美さん」
嬉しそうに差し出された手を取って、握手を交わす。
……これで巴マミと協力関係を結ぶことが出来た。第一条件はクリアしたというところかしら。
マミ「それじゃあ、急いで結界の場所まで行きましょう」
巴マミの言葉にうなずきで返すと、結界の反応があるほうに向かって走り出した。

次回に続く

以上が第3話となります。
実は1章の残り全部を入れようとしたらちょっと長めになってしまったので3話だけアップしました。
一話一話の長さがばらばらなのでどれだけアップしたらいいのか本気で悩んでたりします。
一話ずつアップしていくのがいいのか、それともある程度まとめてアップするのがいいのか……、どうしましょ?^^;
とりあえず、第4話のアップは来週にでも上げようかと思います。
ゲームのキャラ紹介が終わった次の日辺りになるかと。
これからも週一くらいのペースでアップして行こうかと思っていますので、もし良ければ続きを読んでいただければ幸いです。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
また次回、お会いしましょ~。

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