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IS×im@s イノセント・ブルー 第1話 再会、ファースト幼馴染(前)

2013/11/22 23:25 投稿

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ISを本来なら動かせないはずの性別が偶然にもそれを動かしてしまった。
それは世界に大きな衝撃を与えるには十分すぎるニュース。

その出来事に日本政府は対応に追われるかと思いきや・・・。
まったくそんなことはなく。
なんら変らない日々が過ぎていく。

ただ、一部の場所を除いて・・・。
「えっと、秋月先生?」
「ん?・・・ああ、岡本先生。どうかされましたか?」
「これ、弟さんの教材です。一般教養の教科書とISの基礎要項教本です」

世界唯一のIS搭乗者育成訓練校。
IS学園の職員室では二人の女性が時計が深夜を指し示しているのにも関わらず
雑務に追われている。

「ありがとうございます。岡本先生」
「いいえ、気になさらないでください。それよりも、まさか弟さんがISを動かしてしまうなん て思っても見なかったでしょう?」
同僚の教師、岡本まなみの言葉に複雑な表情を浮かべるのが秋月涼の姉。

秋月律子だ。

秋月律子はIS初の国際大会で見事優勝を収め。
今はIS学園のIS技能科目全般の統括を行なっている。

そして、秋月涼唯一の家族と言える存在でもあった。
それ故に律子が抱える心労は計り知れない。

「まぁ、あのバカが何をやらかそうと自分で決着を付けれるように教育はしてあるので
私が出る必要はないですよ」

軽口を叩いて自分は大丈夫だアピールをする律子を見てまなみは少し苦笑してみせる。
(そんな事いいながら、本当は凄く心配でたまらない。って顔されてるのは
言わないで置きましょうか)

「それよりも、岡本先生。明日の模擬戦闘試験ですが」
「あ、はい。一応、ストライクパッケージの方で務めさせて頂きますけど。よろしかったです よね?」
「ええ。それはおまかせします。それよりもバカ・・・涼との試験の時だけ」
「はい、弟さんの時だけ少し手を抜く感じに・・・」
「いえ、本気で戦って構いません」
「えええぇ!? い、いくらなんでもそれはちょっと可哀想では?」

ちなみにまなみ自身も1回目の国際大会で律子には負けはしたが。
準優勝という輝かしい成績を残しているつわものである。

「生兵法は怪我の元と昔から言います。ですから・・・」
「ふふっ、やっぱり弟さんの事。心配なんですね。秋月先生は」

突然のまなみの指摘に律子は動揺を隠せずに言い訳にもならない言い訳を口にだす。

「お・・岡本先生。それとこれとは話がまったく違います! 下手に手を抜いてアイツが調子
に乗らないように・・・」
「はいはい。わかってます。ちゃーんと本気でお相手させて頂きますからご安心ください」
「絶対にですからね」
「は~い」

それから少しの談笑の後。
二人は再び残された雑務を消化する為、自分のコンソールへと視線を向ける。

ただ、律子の方はやはり明日が無事に終ることを祈っているようだった。

所変って、座標不明。現在位置特定不可能な空間に一人の女性がいた。
眼前に表示されている多くのデータを、目にも止まらぬ速さで処理。
それをチップへと記録していく。その姿は千手観音を彷彿とさせる程。
「あらあら~。私、そんなに手は多くないですよ~?」
モノローグに突っ込んでくるのは流石の天然お姉さんと言えるのだろうか。

「さてと、後は~。涼くんの戦闘データだけね。明日には入手できるからそれで微調整。ってとこかしら。待っててね、夢子。貴女の為だけのISを作ってあげるから」

たった一人の妹の為にがんばる姿は美しい姉妹愛といえるのだろう。
だが、その愛がちゃんと理解されることはまだ遠い未来の事だ。

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