かくのごとく、われきき

ありのままを捉える

2014/07/18 22:50 投稿

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ありのままを捉えるとは難しいことです。

物事を理解するために、そのモノの最小単位まで分け、それを調べることで理解していく、というのが学問です。
水と言う物質の性質を理解するのに、H2Oと言う化学式は絶対に必要でしょう。
科学というのはそれで良い。物理もそうしなければならない。
世界のありとあらゆる分野で、"分析"と言う行為は人間を進歩させてきました。

しかし実のところ、仏教というのは、その全く逆を行く教えです。

受け入れる

これが仏教のキモです。
なぜそうなのか、なぜこうなるのか、なぜこうならないのか。
気になる。当たり前です。
好奇心こそが人間の発展を支えてきたのですから。
しかし、H2Oの勉強をどれだけしても、滝の美しさは理解できない。
人はなぜ、ただの岩であるエアーズロックを見て心打たれるのか。
岩を砕いて分析してわかるはずはない。

わかることを調べるな、と言っているのではありません。
調べることも、勉学に励むことも結構。大切で、必要なことです。
しかし、人間には隣にいる人の心の中すらわからないではありませんか。
一人の人間が、世の中の真理を100%理解することは不可能です。
だからこそ、わからないということを受け入れていくのが、仏教が説く、中道なのです。

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