3月某日。筆者が住む東京・浅草の近所の公園の隣に、見慣れない自動販売機が設置されているのを発見しました。近づいて見てみると、“売り物はすべてレトルトカレー”という珍しい自販機だったのです。調べたところ、こちらは“カレーランド”というお店のオープンに合わせて設置されたものとのこと。3月28日のオープン当日にお邪魔して、取材させていただきました。
カレーの自販機では、北海道や熊本、横浜など全国各地の全15種類のレトルトカレーを販売しています。300円台から600円台と価格には幅がありますが、24時間好きな時間に全国のご当地カレーを選んで買えるのはなかなか便利。在庫が切れると別の商品を補充しているそうで、見るたびに新しいレトルトカレーを発見することができます。
お店に足を踏み入れると、本棚にレトルトカレーのパッケージがズラリ。オープン当初は300種類ほどラインアップしていますが、今後600種類まで拡充していくそうです。
棚は地方別にラベル分けされており、その地方の食材を生かした特色あるご当地カレーを見ていくだけで、全国を旅している気分になってきます。
大分の『まぐろハンバーグカレー』。単体の『まぐろカレー』もあるのですが、ハンバーグカレーの方がおいしいのだとか。
北海道はほたてカレー、カニカレーなどシーフードカレーが目を引きますが、『厚岸 秋刀魚カレー』はなかなか異色。どんな味がするのでしょうか。
フルーツカレーも充実。茨城の『メロンカレー』のほか、山梨の『桃カレー』『葡萄カレー』、和歌山の『和歌山 小南農園のみかんカレー』、岡山のマスカットやドラゴンフルーツを使った『果樹園のフルーツカレー』、鳥取の『二十世紀梨カレー』などをラインアップしています。
人気レトルトカレーベスト5を発表する棚も。取材時の1位はカレーランドのオリジナル『カレーランドのカレーですよ』、2位は熊本の『黒樺牛ビーフカレー』、3位は和歌山の『ひねキングカレー』、4位は鳥取の『ピンク華麗』、5位は鳥取の『前田牧場 和牛カリー』でした。毎月、月末に売上個数を集計して発表していくとのこと。
『ピンク華麗』は、鳥取県産のビーツを使ったピンク色のカレー。見た目のインパクトから話題を呼んでいます。
オーナーの猪俣ご夫妻の奥様にお話しを伺いました。こちらのカレーランド、もともとは足立区で2年ほどお店を開いていたのですが、テナントの老朽化に伴い、浅草に移転してきたそうです。合羽橋道具街から1本入った静かな場所ですが、じっくり選んでいくお客さんが多いそうで、ちょうどよかったのだとか。お店の皆さんは親切に商品を説明してくれるので、迷ったときや好みのレトルトカレーを見つけたいときには、相談してみるとよいのではないでしょうか。
自販機では50個に1個、お店で使える500円分の商品券が付いてくるキャンペーンを実施中。当たったら、ちょっと豪華なレトルトカレーにチャレンジしてみてはいかが。
カレーランド店舗概要
住所:東京都台東区西浅草2-24-7
店舗営業時間:11時~20時
定休日:火・水(予定)
※3月28日、29日は18時まで営業、3月30日、31日は休み
カレーランドFacebookページ
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