新進気鋭の映画製作者ルーク・スネリンが、米国で人気のYA(ヤングアダルト)作家、ジョン・グリーン、モーリーン・ジョンソン、ローレン・マイラクルによる共著短編集『Let It Snow(原題)』の映画版の監督を務めることになった。
米ユニバーサル・ピクチャーズは、米FOXが2000年に公開して世界中でヒットを記録した映画『きっと、星のせいじゃない。』の成功に続いて、2014年に同アンソロジー・シリーズの権利を獲得した。2015年7月、米FOXは収益を調整するために映画『ペーパータウン』を2015年夏に公開し、米パラマウント・ピクチャーズは、映画『Looking for Alaska(原題)』を現在開発中だ。これらの2作品は、共にグリーンによる原作の小説をもとにしている。
クリスマスイブの日を舞台にした映画『Let It Snow(原題)』は、グリーン、ジョンソン(『13 Little Blue Envelopes(原題)』)、マイラクル(『 Internet Girls(原題)』)の3つの予期せぬロマンスの物語がそれぞれ微妙に交差し、ストーリーが展開していく。
『きっと、星のせいじゃない。』の脚本を手掛けたスコット・ノイスタッターと、マイケル・H・ウェバーが、ケイ・キャノンによるオリジナルの脚本原案をもとに、同作の脚本を改訂した。
スコット・ステューバーとディラン・クラークが、米ユニバーサルに拠点を置くブルーグラス・フィルムスにプロデューサーとして参加する。米ユニバーサルの製作部門上級副社長であるクリスティン・ロウと、開発監督のクロエ・イェリンが、同スタジオのプロジェクトの管理をおこなう。アレクサ・ファイゲンが、ブルーグラス・フィルムスを管理する。
『Let It Snow(原題)』は、スネリン監督の長編映画デビュー作となる。スネリン監督は、英国のテレビシリーズ『Fried(原題)』や『マイ・マッド・ファット・ダイアリー』、『The Job Lot(原題)』、『Banana(原題)』のエピソードの監督を務め、過去に多くの短編作品を手掛けた。また、2009年に彼が監督と脚本を手掛けた短編作品『Mixtape(原題)』は、英国アカデミー賞(BAFTA)にノミネートされた。
スネリン監督は、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、カーティス・ブラウン・グループ、オアシス・メディア・グループと代理人契約を結んでいる。
ノイスタッターとウェバーは、映画の『(500)日のサマー』や映画『The Spectacular Now(原題)』、グリーンの原作をもとにした『きっと、星のせいじゃない。』、『ペーパータウン』の脚本を手掛けたことで最もよく知られている。ノイスタッターとウェバーは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、カプラン/ペローネ・エンターテイメント、弁護士のショーン・マークスと代理人契約を結んでいる。
キャノンは、全世界で4億ドルを超える興行総収入を記録した大ヒット映画『ピッチ・パーフェクト』の脚本を手掛けた。キャノンは、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)と代理人契約を結んでいる。
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