ニューライン・シネマは、映画『アナベル 死霊館の人形』の続編の監督に、ホラー映画『Lights Out(原題)』を監督したデヴィッド・サンドバーグを起用した。続編は、2017年5月19日に米公開となる。
2014年公開の映画『アナベル 死霊館の人形』は、ジョン・R・レオネッティが監督を務め、ピーター・サフランとジェームズ・ワンがプロデュースを手掛けた。同作は、2013年公開のワン監督の映画『死霊館』のスピンオフ作品として650万ドルの予算をかけて製作され、全世界で2億5000万ドルを超える興行総収入を記録した。作品の舞台は1969年のカリフォルニア州で、超常現象を調査するエドとロレイン・ウォーレン夫妻が、アナベルという名の呪われた人形について語るところから物語が展開する。
サフランとワンは、続編のプロデュースを担当している。本紙ヴァラエティは、2015年10月に前作の脚本家ゲイリー・ドーベルマンが続編の脚本を執筆することを報じた。
『アナベル 死霊館の人形』は、アナベル・ウォーリス、ウォード・ホートン、アルフレ・ウッダードが出演した。続編の出演者は現時点では明らかになっていない。
サンドバーグ監督の長編映画監督デビュー作となる『Lights Out(原題)』は、7月22日にニューライン・シネマより米公開となる。同作は、2013年にサンドバーグ監督が手掛けた同名の短編映画をもとに、エリック・ハイセラーが脚本を執筆し、ジェームズ・ワン、ローレンス・グレイ、ハイセラーがプロデュースした。
『Lights Out(原題)』は、不可解な現象から攻撃される家族が、明かりを消したときだけ見える謎の人影から自分たちを守るために立ち向かうというストーリーだ。同作は、3月25日から27日にかけてロサンゼルスで開催されるアニメコンテンツを中心としたイベント『 ワンダーコン(WonderCon)』で上映される作品のひとつだ。
サンドバーグ監督が、『アナベル 死霊館の人形』の続編の監督になる交渉中だったという情報は、ホラー情報サイトのBloody Disgustingが最初に報じた。