一昔前なら医療現場や特殊な職種の人しか使えなかった内視鏡カメラも、最近では手軽なものが出てきました。
ただ、表示用の液晶を備えたものは興味本位で買うという意味では高価です。また、安価なUSB-Webカメラ形式のものはパソコンが無いと使うことが出来ません。内視鏡は興味があるけどパソコンは持ち運びたくないと思う人や、今だと家庭にパソコンがない家も多いです。
今回、個人的にサンプルをもらった『デプステッチ DEPSTECH USB接続エンドスコープ MKNKJ0010』を使うとAndroidのスマートフォンに接続して使うことが出来ます。追加でアプリのインストールも必要ですが、制限付きであれば無料なので安心です。
アプリをインストールして接続するだけ
設定も簡単で、対応したアプリをインストールして、MicroUSB端子に内視鏡を接続するだけです。
あとは、写真や動画を撮影する感覚で操作すれば写真や動画が記録されます。今回は『CameraFi – USB Camera / Webcam』(Vault Micro, Inc. https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vaultmicro.camerafi)を使いました。無料だと撮影した映像に透かしが入りますが、個人的な観察や実験記録という事であれば問題ないです(対外的に発表する場合はアプリ内購入で透かしを外すことをおすすめします)。
内視鏡全体です。MicroUSB端子が付いています。
これだけ見れば病院の内視鏡と変わらない感じです。
無料だと透かしが表示されます。
特に難しい設定も無く、内視鏡をMicroUSB端子に接続して、対応アプリを起動するだけです。これだけであなたのAndroidスマホが内視鏡になります。
手持ちに使わなくなったスマホがあれば、内視鏡専用として使ったり、子供の自由研究や学習用として活用できると思います。
気になる穴があったら見てみましょう。
注意点としては、動物の体内(ヒト含む)を観察しないことを徹底して下さい。必ずこの手の器具を子供が手にするとやりたくなることですが、感染症など冗談ではすまない事になるので徹底が必要です。
また、使い方によっては盗撮にも使えるので、持ち運ぶ場合には注意して下さい。必ず内視鏡は単体でケースに入れて、スマホやPCに取り付けられない状態で運搬して下さい。
身近な恐怖を体験しました
今回は、洗面台の排水の中と全自動洗濯機の中を見ました。どちらもイメージとしては衛生的で綺麗という感じです。
洗面台の排水溝に突入です。
入れた瞬間、後悔です。食事中の方はごめんなさいというコメントが付きそうな映像です。
次は全自動洗濯機です。美しく綺麗なステンレスドラムが自慢です。
こちらが裏側です。正直汚いです。これで自分の服を洗っていたのか? 見たくなかったです。
これが現実です。いろいろな発見をすることは楽しいという一般論がありますが、ちょっと苦しくなる所もあります。是非、身近な恐怖をスマホに接続できる内視鏡で楽しんでみて下さい。
撮影や録画も出来ますので、SNSにシェアするのも面白いかもしれません。あとは、カメラの位置は自由自在なので、きわどいローアングルや地面すれすれのオンボード映像など撮影のスパイス的な利用方法としても面白いです。
スマホが使えるのでノートPCより機動性は高いです。
マグネットやフックが付属。操作に慣れれば狭い場所への落とし物も回収できるかも?
付属のUSBアダプタを介せばパソコンに接続できます。パソコンからはWebカメラ扱いで認識されます。
CameraFi Home (動作確認出来たアプリの公式サイト)
http://camerafi.com/[リンク]
デプステッチ DEPSTECH USB接続エンドスコープ 内視鏡 防水 商品レビュー専門 YouTube
https://youtu.be/6Df654280FQ
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(執筆者: 動画解放軍) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか