デイミアン・チャゼル監督は、映画『La La Land(原題)』で再びミュージカル映画のマジックを再現しようとしている。同作は、12月に米劇場公開となる。
同作を製作するライオンズゲートは、当初7月15日に米公開予定だった同作を、12月2日の限定公開と12月16日の米劇場公開に変更した。この日付での公開は賞レースシーズンの中心時期であり、ライオンズゲートが、同作はアカデミー賞候補作に選ばれるであろうと考えているサインでもある。
『La La Land(原題)』が、第87回アカデミー賞作品賞にノミネートされたチャゼル監督による2014年公開の映画『セッション』の次回作となるということで、同作への期待はさらに高まっている。『セッション』は、天才ドラマーと厳しく激しいジャズインストラクターとのストーリーだ。歌やダンスの要素を加えた『La La Land(原題)』では、2011年公開の映画『ラブ・アゲイン』で共演して以来、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが再共演する。
同作の新しい米公開日は、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ版映画『Rogue One: A Star Wars Story(原題)』と、ウィル・スミス主演の映画『Collateral Beauty(原題)』と重なる。スケジュールの変更前は、リブート版映画『ゴーストバスターズ』と同じ公開日だった。リブート版映画『ゴーストバスターズ』では、オリジナル作で主人公を務めたビル・マーリーと同僚に代わって、クリステン・ウィグとメリッサ・マッカーシーが主演する。
さらに、ライオンズゲートは、ブラック・レーベル・メディアが『La La Land(原題)』に共同出資することになったと発表した。ライオンズゲートとブラック・レーベル・メディアは、2015年秋に公開された高評価を得たドラッグスリラー映画 『ボーダーライン』を共同製作した。