米ソニー・ピクチャーズ・アニメーションは、これから公開を予定しているアニメ映画版『ゴーストバスターズ』の監督を見つけたようだ。
情報筋が本紙ヴァラエティに伝えるところによると、非常に人気のあるオンラインゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』のアニメーションスポット広告を監督したフレッチャー・ムールが、アニメ映画版『ゴーストバスターズ』を監督する契約にサインをしたようだ。
オリジナル版映画『ゴーストバスターズ』の共同製作者であり、同シリーズに関わる1人でもあるアイヴァン・ライトマン監督は、アニメ版でもプロデューサーの1人となる予定だ。
ライバル会社よりもシリーズ展開の少ない米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは、『ゴーストバスターズ』に大きく賭けている。7月に米公開を控える実写リブート版『ゴーストバスターズ』と連動して、同スタジオは、今後のシリーズ展開と『ゴーストバスターズ』のシネマティック・ユニバースを形成するため、ライトマン監督と脚本家で俳優でもあるダン・エイクロイドと共に、製作会社ゴースト・コープスを立ち上げた。
1984年にオリジナル版『ゴーストバスターズ』が公開された後、DiCエンタープライズは、1986年から91年にかけて放送されたテレビアニメ『ザ・リアル・ゴーストバスターズ』をプロデュースした。
ムールは、コマーシャル映像やAMCシアターズの仕事を手掛けてきたが、人気オンラインゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』のスポット広告で最も知られている。ムールの監督したスポット広告の1つである『Ride of the Hog Riders(ライド・オブ・ホグライダース)』は、8900万回も視聴されている。
ムールは、ヴァーヴと代理人契約を結んでいる。このニュースは、ハリウッド・リポーターが最初に記事にした。