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ブラッド・ピットと米ディズニーが移民医師の実話をもとにした映画『Dr.Q』を製作開発中

2016/03/07 21:30 投稿

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米ウォルト・ディズニーとブラッド・ピット率いる製作会社プランBエンターテインメントは、映画『Dr.Q』を製作開発中だ。同作は、ジョンズ・ホプキンス病院で脳腫瘍外科手術のトップとなった不法移民の医師の実話をもとにしている。

同作は、南北戦争を描いた演劇『The Whipping Man(原題)』で舞台脚本を手掛けたマット・ロペスが、アルフレド・キニョーネス・ヒノホサ医師を主人公とするストーリーの脚本を執筆中だ。ピットが運営するプランBとデデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーは、ラジオでヒノホサ医師について知った2007年に、同プロジェクトを始動した。

ヒノホサ医師は、1980年代後半にメキシコから米国に渡った。当時19歳だった彼はカリフォルニア州の農場で働き始め、サン・ホアキン・デルタ大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校で学士号を修めた。その後、ハーバード大学医学大学院にて医学学位(博士号)を取得し、米国市民となった。

ヒノホサ医師は現在、ジョンズ・ホプキンス病院にて神経外科学と腫瘍学の教授であり、同院のジョンズ・ホプキンス・ベイビュー・メディカル・センターにて脳腫瘍プログラムのディレクターを務めている。

プランBの前に米ディズニーで働いていたテンド・ナジェンダが、アリソン・アーリックマンとともに同プロジェクトを指揮している。

ピット、ガードナー、クライナーは、映画『それでも夜は明ける』で2年前の第86回アカデミー賞作品賞を受賞し、今年は、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で弟88回アカデミー賞作品賞にノミネートされた。

『The Legend of Georgia McBride(原題)』の脚本も手掛けたロペスは、、米ケーブルテレビ局HBOの『ニュースルーム』ではスタッフライターだった。ロペスは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)を代理人としている。

このニュースは、ハリウッド・リポーターが最初に記事にした。

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