複数の情報筋が本紙ヴァラエティに確認したところによると、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』を手掛けたジェームズ・マンゴールド監督が、米ウォルト・ディズニーによるオリジナル映画『Captain Nemo(原題)』の監督を務めるようだ。
映画『Captain Nemo(原題)』は、ジュール・ヴェルヌ原作のSF小説『海底2万マイル』に登場するアンチヒーローのニモ船長をもとに、セバスチャン・グティエレスが最新の脚本のドラフトを執筆している。同作のストーリーは、原作となる小説をそのまま脚本化した作品ではない。
マンゴールド監督は現在、ヒュー・ジャックマンが主演する『ウルヴァリン』シリーズの次回作を準備中だ。そのため、映画『Captain Nemo(原題)』はこの作品の次に手掛けることになるだろう。
米ディズニーは以前、1954年に、カーク・ダグラスとジェームズ・メイソン(ネモ船長役)の主演で小説『海底2万マイル』を映画化している。映画『Captain Nemo(原題)』は、米ディズニーが最近、同スタジオが所有する古典作品を数多くリバイバルしている中のひとつの作品となる。
米ディズニーは、エミリー・ブラントとリン=マヌエル・ミランダが出演する映画『メリー・ポピンズ』の続編を準備中である。
映画『Captain Nemo(原題)』のプロジェクトは、米20世紀フォックスが、ブライアン・シンガー監督を迎えて独自のバージョンとして企画製作中の映画版『海底2万マイル』とは異なる。シンガー監督による同作は、ネモ船長のキャラクターよりも、原作の小説の内容により焦点を当てている。
マンゴールド監督は、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、マネジメント360と代理人契約を結んでいる。このニュースはデッドライン・ハリウッドが最初に報じた。
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