『T-fal 60周年記年2016年春季新商品発表会』を取材した。
世界ではじめて「こびりつかない」フライパンを開発したティファールが60周年を迎える。
その60周年にあたる今年、最新のチタンコーティングを採用した同社比で「3倍長持ち」する調理器具を2016年3月に発売する。
株式会社グループセブジャパンのアンドリュー・ブバラ社長は流ちょうな日本語で、1956年から続く歴史と、ティファールブランドの成長を強調した。
同社の池田かおりマーケティング本部長は、新製品の概要を発表した。
テレビショッピング等でよく見かけるティファールと言えば鍋とケトル。
今年のケトルは、倒れても水がこぼれにくい「転倒流水防止」タイプを発売する。
また、記者は知らなかったがアイロンも発売しており、ハンガーにかけたままでしわを伸ばす「ガーメントスチーマー」も強化するとのことだった。
鍋の方は、ABCクッキングスタジオの藤澤真奈美先生が登場し、報道関係者の前で簡単な調理を実演した。
簡単なようでなかなかきれいに作るのが難しいオムレツ。
食材の投入時期が目で確認できる「お知らせマーク」で誰でもバラツキのない調理が可能なのだろう。
野菜の盛り付けはあらかじめしてあって、先生が調理したということを勘案しても、卵を投入して2分程度画でこれだけできれば「誰でも」可能であろう。
ちなみに、焦げやすいバターを入れてフライパンはもちろんだが、卵もまったく焦げ付いていない。
ゲストに内田恭子さんとユージさんが登場し、3月3日のひな祭りにちなんで、鍋でできたひな人形が披露された。
トークセッションで、「ひな人形とお鍋のセットがこれ一つなので、このまま嫁入り道具に!」と、報道関係者を和ませた。
普段から家事に忙しい主婦はもちろんだが、むしろ一人暮らしの男性も簡単に調理できて何といっても後片付けが楽なのが記者としてはお勧めのポイントだと感じた。
広報に聞いてみたところ、「圧力鍋ならば簡単に約3分で美味しいご飯が炊けるので男性にもおススメです」とのことだった。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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