映画『グローリー/明日への行進』のエヴァ・デュヴァネイ監督が、米ウォルト・ディズニーによる映画版『A Wrinkle in Time(原題)』の監督を務めることが決まった。
映画『アナと雪の女王』の脚本を執筆し、クリス・バックと共に監督を務めたジェニファー・リーが、米ディズニーによる児童文学作家マデレイン・レングル原作の小説『五次元世界のぼうけん』の映画化に向けて脚本を執筆中だ。映画版『A Wrinkle in Time(原題)』は、行方不明の科学者である父親を見つけるため、タイムトラベルで奇妙な世界を訪れる子供を追うストーリーとなる。
本紙ヴァラエティは、リーが子供の時に大好きだった小説のひとつである『五次元世界のぼうけん』のプロジェクトに加わったことを2014年に記事にした。リーは、同プロジェクトの企画において、女性が率先して進行するストーリーを際立たせ、SFと本の世界を作り上げる要素にとって創造的なアプローチをおこない、米ディズニーの幹部達に感銘を与えた。
小説『五次元世界のぼうけん』は、レングル原作による『Time Quartet(原題)』シリーズの処女作で、『A Wind in the Door(原題)』、『Many Waters(原題)』、『A Swiftly Tilting Planet(原題)』も含む。
スティーヴン・スピルバーグ監督率いる製作会社のアンブリン・エンターテインメントは、ルピタ・ニョンゴを主演にする協議中のSFスリラー映画『Intelligent Life(原題)』の監督の候補としてデュヴァネイ監督にずっと注目していた。映画『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督と、共同参加者のデレク・コノリーが、『Intelligent Life(原題)』の脚本を執筆した。同作は、人類を代表する国連職員が宇宙人と接触するストーリーの『The Ambassador(原題)』と名付けられた初期のプロジェクトをもとにしている。
デュヴァネイ監督は、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)とデル・ショウ・ムーンヴス・タナカ・フィンケルスタイン・アンド・レスカーノ法律事務所のニーナ・ショウ弁護士を代理人としている。
このニュースは、デッドライン・ハリウッドが最初に記事にした。
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