エミリー・ブラントは、ロブ・マーシャルが監督する米ウォルト・ディズニー・カンパニーの映画『メリー・ポピンズ』の続編への出演を交渉中だ。
ジョン・デルーカとマーク・プラットがプロデューサーを務める。情報筋によると、同メンバーが4名とも参加した映画『イントゥ・ザ・ウッズ』以降、ブラントは常に彼らの候補に挙がっていた。まもなく製作に入るため、ディズニーとブラントは魔法使いの家庭教師ポピンズについてのアイデアを話し合った。
スケジュールの関係上、契約はまだ確定していない。ブラントは2人目の子供の出産を控えており、それが彼女の決断に影響するかもしれないと最近報じられた。
内部情報によると、同作は前作から20年後となる大恐慌時代のロンドンが舞台となる。家庭教師ポピンズとバンクス一家の冒険の続きを描いた、パメラ・トラバースの児童書をもとにストーリーは展開する。
ジュリー・アンドリュースとディック・ヴァン・ダイクが主演を務めた1964年のオリジナル版は、第1次世界大戦前のイギリスに住む不幸な銀行員の家族のもとにやってくる家庭教師の物語だ。同作は興行収入1億ドルを稼ぐヒット作品となり、アンドリュースが獲得した主演女優賞を含め、5部門でアカデミー賞を獲得した。
最近のディズニーは映画『アリス・イン・ワンダーランド』や映画『シンデレラ』などに見られるように、往年のアニメ作品を実写映画化することで成功を収めており、実写版の製作に躍起になっている。
ブラントは、映画『プラダを着た悪魔』や映画『憧れのウェディング・ベル』などのコメディ映画、映画『ボーダーライン』や映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などのアクション映画、そして大人向けの新作テレビドラマ『The Girl on the Train(原題)』など幅広い作品に出演している。また、次回作には映画『The Huntsman: Winter’s War(原題)』が控えている。
彼女は、CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)とアーティスツ・パートナーシップおよび代理人契約を結んでいる。
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