シャーリーズ・セロンが、米ユニバーサル・ピクチャーズの映画『ワイルド・スピード』シリーズ8作目となる映画『Fast 8(原題)』の新しい敵役の出演オファーを受けたことが明らかになった。
交渉が現在どの段階にあるのかは定かではないが、米ユニバーサルはセロンを出演者の一人に加えることを切望していると、事情に近い情報筋が本紙ヴァラエティに語った。米ユニバーサルはまだ何もコメントしていない。
ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、タイリース・ギブソン、ジェイソン・ステイサムが、前作に引き続き再び出演することが見込まれている。昨年10月に、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』を監督したF・ゲイリー・グレイが同作の監督に決定したとの発表があった。
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シリーズ8作目『Fast 8(原題)』の製作は春に開始され、2017年4月17日に米劇場公開となる。
セロンは、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントによる映画『The Gray Man(原題)』の出演が決まっているが、同作の主人公が男性から女性に変更されたため、現在脚本の書き直しが行われており、セロンが両作品に出演できるようにスケジュールが調整される。
セロンは、『ワイルド・スピード』シリーズの途中から登場する最初の大物スターではない。ジョンソンがシリーズ5作目の映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』から登場したように、米ユニバーサルは、セロンを『Fast 8(原題)』に新顔として起用するだけではなく、セロンの出演を機に、さらに同作以降のシリーズ新作へ新顔を起用する付箋にしたいようだ。
セロンは、現在、スパイ・スリラー映画『The Coldest City(原題)』の撮影中だ。
セロンは、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント(WME)と代理人契約を結んでいる。このニュースは、デッドライン・ハリウッドが最初に記事にした。