メグ・ライアンは脚本家デリア・エフロンと再タッグを組み、出版界が舞台のロマンティックコメディ映画『The Book(原題)』を監督する。
ライアンは、第二次世界大戦下の米国を舞台にひとりの少年の成長を描いた映画『Ithaca(原題)』で監督デビューを果たした。1942年のカリフォルニア州サンホアキン・バレーにある小さな町が舞台で、最速の自転車メッセンジャーになりたいと願う10代の少年の物語である。
『Ithaca(原題)』の撮影は2014年にヴァージニアで行われ、ライアン自身も未亡人である少年の母親を演じた。共演者にはジャック・クエイド、サム・シェパード、メラニー・グリフィス、ハミッシュ・リンクレイター、トム・ハンクスらが名を連ねた。本作の米国内の配給はまだ決まっていない。
ハンクスとライアンが共演した1998年のロマンティックコメディ映画『ユー・ガット・メール』でライアンとエフロンはタッグを組んだ。当時、エフロンは妹のノラ・エフロンと共同で脚本を手掛けた。ハンクスとライアンは、ノラ・エフロンが監督した映画『めぐり逢えたら』や映画『ジョー、満月の島へ行く』でも共演している。
ダリア・エフロンが脚本を手掛ける『The Book(原題)』のストーリーラインは明かされていない。エフロンの代表作には映画『旅するジーンズと16歳の夏』、映画『奥さまは魔女』、映画『ミックス・ナッツ/イブに逢えたら』、映画『マイケル』がある。
ライアンは最近、ガーシュ・エージェンシーと代理人契約を結んだ。マネジメントはオーセンティック・タレント・アンド・リタラリー・マネジメントのジェーン・ベルリネールが行い、法務はグラブマン・ シャイア・アンド・マシエラのピーター・グラント弁護士が担当している。
エフロンはCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、ベルリネール、そしてクリスティーナ・カディ弁護士と代理人契約を結んでいる。
このニュースはデッドライン・ハリウッドが最初に記事にした。