本紙ヴァラエティが得た情報によると、コーリー・ホーキンズが、米FOXの人気ドラマ『24』のリバイバル・シリーズ『24: Legacy(原題)』のパイロット版に主演する。
映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』に出演したホーキンズは、同パイロット版で主役のエリック・カーター役を演じた。すでに報道したように、スピンオフ版にはジャック・バウワーを演じたキーファー・サザーランドは出演しない。ホーキンズの演じる役柄がジャックと直接置き替わるものではないことから、彼は新シリーズの主役となる可能性がある(本誌ヴァラエティの情報筋が伝えるところによると、パイロット版の反響が良ければ、『24: Legacy(原題)』は全13話のシリーズとして製作が予定されている)。
強くて賢いという荒削りな背景を持つエリックは、陸軍部隊の経験で人生が変わる。妻のニコール(現時点で配役は決まっていない)と故郷のバージニア州に戻るが、過去の出来事によってその身を追われ、戦いに引き込まれていく。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』でドクター・ドレー役を演じてから、ホーキンズの名は一躍有名になった。『24』のリブート版より熱く期待されているテレビ番組はほとんど無いだけに、本プロジェクトでは確実に聞き慣れた名前の中から俳優を選ぶ必要がある。ホーキンズはドラマ『ウォーキング・デッド』に再び出演し、映画『キングコング』の起源を描く映画『Skull Island(原題)』では主演を務める。
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『24: Legacy(原題)』のパイロット版の製作は、今月初旬に開催されたテレビジョン・クリティクス・アソシエーションのプレスツアーで明らかにされた。米FOXテレビジョン・グループの会長ダナ・ウォルデンとゲイリー・ニューマンは、主役を演じる男性は異種な俳優になると語った。情報筋によると、ホーキンズはかなり時間を掛けて演じる役を吟味していたが、今しがた契約が成立したとのことだ。
『24: Legacy(原題)』は、米国に帰還した軍の英雄がトラブルに巻き込まれ、自身の命を守るために止むに止まれずCTU(テロ対策ユニット)に助けを求め、米国で最大規模のテロが起きる可能性を阻止するために立ち向かう……という流れで話が展開する。
『24: Legacy(原題)』は、米20世紀フォックスとイマジン・エンターテインメントが製作会社チークウッド・レーン・プロダクションズと提携して製作する。オリジナル版のドラマ『24』でプロデューサーを務めたハワード・ゴードン、マニー・コト、エヴァン・カッツ、ブライアン・グレイザーらがエクゼクティブ・プロデューサーを務める。
ホーキンズはICMパートナーズ、Jackoway Tyermanと代理人契約を結んでいる。
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