ポケモンは、第50回スーパーボウルでテレビ・コマーシャルを放送して最高を目指す。スーパーボウルとは米ナショナル・フットボール・リーグの優勝決定戦のことで、毎年全米に中継され、驚異的な視聴率を生む。
ポケモン20周年を記念する60秒のCMには、世界中で連鎖される「I can do that(僕にもできる)」というフレーズと、ポケモン・トーナンメントに向けた「Train On(鍛えろ)」というキャッチ・フレーズが流れる。30秒バージョンのCMは、第50回スーパーボウルの第3クウォーターの間に配信される。
ポケモン・カンパニー・インターナショナルのコンシューマー・マーケティングのシニア・ディレクターであるJ.C.スミスは、「ポケモン・ワールドは20年に渡り、ファンをトレーニングに駆り立て、楽しみを与えてきました」と語り、「このCMはその情熱の反映であり、その歴史を共有するのに、スーパーボウル以上の舞台はないと思います」と述べた。
ポケモンは1996年に日本でゲームボーイ用のソフト「ポケットモンスター 赤」と「ポケットモンスター 緑」(アメリカでは「ポケモン 赤」と「ポケモン 青」)として発売された。その後、トレーディング・カードゲームやアニメ作品になり、爆発的な人気となった。CMはシリーズの歴史を称える年間キャンペーンのひとつである。
スーパーボウルにおけるビデオゲームの広告はポケモンが初めてではない。昨年のスーパーボウルでは、『クラッシュ・オブ・クラン』や『ゲーム・オブ・ウォー』、『ヒーローズチャージ』といった携帯ゲームの広告が見られた。
2月7日に行われる第50回スーパーボウルでは、カリフォルニア州サンタクララにあるリーバイス・スタジアムにて、デンバー・ブロンコスとカロライナ・パンサーズによる試合が行われる。