ポーランド第2回目の記事は、ご飯とカフェについて紹介したいと思います。
※“可愛い”が大好きな旅人必見! ポーランドの花柄模様であふれる村
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まず、ポーランド料理は日本食の寿司やスペイン料理のパエリアのような、世界的に知られている料理はあまりありません。現地の友人も「和食ほどバラエティー豊富ではない。ほぼ毎日付け合わせにじゃがいもを食べてるしね」と言っていました。
しかし、水餃子に似ている『ピエロギ』(記事の後半で紹介します)があったり、意外とスープの種類が豊富だったりするんですよ。
では最初に真ピンクのスープについて。
友人に写真を見せると皆が口を揃えて「これおいしいの?」と聞いてきました。
ごもっともです。私も最初は同じことを考えていましたからね。
この真ピンクスープの正体は『Chłodnik(フウォドニック)』というビーツをベースにした冷製スープです。
この色を見た時点で食欲がなくなりそうでしたが、思い切って食べてみることに。
味は酸味があり、さっぱりしていて逆に食欲がない時にぴったりなのでは、と思いました。
夏によく食べられるそうなので、ヨーロッパの休暇時期である7~8月に行かれる方は是非試してみて下さい。
こってり味が多いポーランド料理ですが、フウォドニックは唯一さっぱり味の料理ではないでしょうか。
ポーランドの代表的なスープとは?
これは『Zurek(ジューレック)』というライ麦を発酵させたポーランドの伝統的なスープです。ゆで卵やソーセージなど他にも具がたくさん入っています。
少し酸味があり、フウォドニックよりは大分こってりした味わいでした。
スープはいつも何かと一緒に注文することが多いですが、ジューレックの場合はこの一品だけで満腹になりました。
ちなみにこちらはパンに入ったジューレックですが、普通のスープ皿に入ったものもありますよ。でもパンに入っているスープのほうが何となくかわいいと思ったので、わざわざパンにサーブされているジューレックがあるレストランに入りました。
ちょっぴり酸っぱい煮込み料理
これは『Bigos(ビゴス)』というキャベツの酢漬けに肉や野菜を加えて煮込んだ家庭料理です。“2日目のビーフシチューに少し酸味を加えたような”味わいでした。
このビゴスはレストランによって味も具も様々だそう。私は食堂のような所で注文し、値段は日本円にしてなんと約350円でした!
ポーランドも含め、東ヨーロッパは何と言っても物価が安い国が多いです。私のような長期旅行を好む旅人には本当にありがたいですね!
ポーランドにも餃子が?
最初にも少し触れた、ポーランド風水餃子とも言われているこちらの『ピエロギ』。具はお肉、じゃがいも、チーズなど様々。
たまにフルーツ入りもあるそうです。おやつ感覚で頂けそうですが、サイズが大きいので、5~6つ食べると満腹になりました。レストランで「何を注文したらいいか分からない」という時は、とりあえずこの『ピエロギ』を頼めば間違いなしです!
おしゃれカフェが多いユダヤ人街
さて、ここからはポーランドのカフェについて紹介です。
ポーランド南部にクラクフという観光都市があり、その中にKazimierz(カジミエシュ地区)というユダヤ人街があります。ここは特に女子が好きそうなおしゃれカフェやレストランが盛り沢山なのです!
まずはカジミエシュ地区の中心にある『Satori』というカフェに入ってみることに。
私が注文したのはレモンタルトとアイスカプチーノ。
実は私、好き嫌いが多く、果物を調理した食べ物やスイーツが苦手なのですが、このタルトはさっぱりしていておいしく頂けました。ケーキはすべてホームメイドとのこと。
インテリアのデザインが素敵で静かなカフェです。wifiもあるので長居もできちゃいそうです。
続いては『Mleczarnia(ムタルニア)』というカフェ兼Barで朝食をとってみました。
私はコーヒーが飲めないので、セットドリンクは紅茶をチョイス。
アールグレーを注文しましたが、ここのカフェは紅茶とコーヒーの種類がとても豊富なんですよ。なので「おいしいコーヒーや紅茶が飲みたい」という方にオススメです。頼んだ朝食はボリューム満点で、もちろん満腹になりました。
夜はBarに変身するので、お酒を飲んでお喋りして楽しむのもいいと思います。
観光するのも楽しいですが、カフェ巡りをするのもまだまだ知られていないポーランドの魅力を発見できる1つの手段かもしれませんね。
画像:すべて筆者撮影のもの
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