1月12日(現地時間)の夜、マドンナはデヴィッド・ボウイに敬意を表し、米・ヒューストンにて彼の往年の名曲である『愛しき反抗(Rebel Rebel)』を披露した。
自身のレベル・ハート・ツアー(Rebel Heart Tour)のヒューストン公演が行われたトヨタアリーナにて、マドンナは会場を埋め尽くした観客を前に、亡きボウイの存在がいかに最初のインスピレーションを与えたのかを語った。
マドンナは、「私のキャリアにインスピレーションを与えてくれた人に捧げます」と語り、続けて、「もしまだデヴィッド・ボウイを聞いたことがないのなら、今すぐ彼を調べるべき。彼は音楽業界における天才のひとり。20世紀における最も偉大なシンガー・ソングライターのひとり。デトロイトで行われた彼のコンサートを観に行って私の人生は変わった。彼は私に他人と違っていても大丈夫だということを教えてくれた。彼は私が見つけた最初のレベル・ハート(反逆心)です」と語った。
マドンナは、ボウイが1996年にロックの殿堂入りを果たした際にプレゼンターを務めた。
ボウイへの追悼を示し、彼の影響力について語ったセレブはマドンナだけではない。キャメロン・クロウはローリングストーン誌にいた当時、ボウイとのインタビューは人生を変えるようなものだったとTCAに語った。女優のキャンディ・クラークは映画『地球に落ちて来た男』で共演したボウイについて語った。
ボウイは1月10日(現地時間)に18か月に及ぶガン闘病の末、亡くなった。69歳だった。