映画『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー監督が、スーパーヒーロー映画を指揮すると数か月前から噂になっていたが、1月11日(現地時間)、マーベルの映画『Black Panther(原題)』の監督を手掛けることが正式に発表された。
ケヴィン・ファイギがプロデュースを手掛け、チャドウィック・ボーズマンが、父が殺害された後にその力を継承しなくてはならないアフリカ・ワカンダの王子ティチャラ(ブラックパンサー)を演じる。
ジョー・ロバート・コールが脚本を執筆中だ。本紙ヴァラエティは、12月にクーグラー監督が同作の監督交渉中であると報じた。昨夏には、映画『グローリー/明日への行進』を手掛けたエヴァ・デュヴルネ監督の名前が浮上したが、デュヴルネ監督とマーベルは、「ストーリーについてのアイデアが異なっていた」と述べ、7月にこの噂の終止符を打った。
『Black Panther(原題)』は、2018年2月16日に米劇場公開する。
ファイギは、「私たちは幸運にも才能あふれる監督をマーベル・ファミリーに迎えることになった」 「ライアン(クーグラー監督)が最初の2作品で見せた才能のおかげで、クーグラー監督は『Black Panther(原題)』の監督の第一候補となった。多くのファンが長い間、クーグラー監督のブラックパンサーを待ち望んでいて、実際にクーグラー監督がティチャラの物語に息を吹き込むことになった」と、発表した。
『クリード チャンプを継ぐ男』は、現在のところ興行収入1億300万ドルを記録しトップとなっている。1月10日(現地時間)に行われた第73回ゴールデングローブ賞で、シルヴェスター・スタローンが助演男優賞を受賞したことを受け、アワードの評論家たちは、同作が間違いなくアカデミー賞の候補となると見ている。
クーグラー監督は、サンダンス映画祭での人気映画『フルートベール駅で』でデビューした。同作は、『クリード チャンプを継ぐ男』にも出演した俳優マイケル・B・ジョーダンのキャリアも開花させた。
クーグラー監督は、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント(WME)と代理人契約を結んでいる。
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