KDDIは1月12日、『au発表会 2016 Spring』を開催。Androidスマートフォン2機種とAndroidタブレット1機種、同社が“ガラホ”と呼ぶAndroidベースの携帯電話1機種の計4機種の春モデルを発表したほか、5GBのデータ通信の提供や割引を含む学割サービスを発表しました。
昨年個別に発表した『Xperia Z5』『Galaxy A8』『DIGNO rafre』に加えて、今回2016年春モデルとして発表されたのは4機種。まずauオリジナルブランド“Qua(キュア)”シリーズのスマートフォン『Qua phone』とタブレット『Qua tab』が発表されました。
『Qua phone』は、“Qua”ブランド初となる京セラ製のスマートフォン。防水、防じん、耐衝撃に対応し、ディスプレーには傷がつきにくい『Dragontrail X』を採用。OSにAndroid 5.1、1.2GHzのクアッドコアCPU、5.0インチのHDディスプレー、1300万画素カメラ、16GBのROM(内蔵メモリー)と2GBのRAM、2200mAhバッテリーを搭載します。販売想定価格が2万円台前半と安価なことも特徴です。2月上旬の発売を予定。
『Qua phone』主な仕様
サイズ:約W72×H146×D7.9mm
重量:約132g
VoLTE:対応
4G LTE:受信時最大150Mbps
キャリアアグリゲーション:非対応
WiMAX 2+:対応
OS:Android 5.1
CPU:MSM8916 1.2GHzクアッドコア
ディスプレー:約5.0インチ TFT 1280×720 HD
カメラ:約1300万画素 CMOS
インカメラ:約200万画素 CMOS
外部メモリー:microSDXC(最大200GB)
ROM:16GB
RAM:2GB
バッテリー容量:2200mAh
テザリング:対応(10台)
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth:Ver4.1
フルセグ:非対応
ワンセグ:非対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:対応
NFC:対応
防水:対応
防じん:対応
耐衝撃:対応
カラー:アイスブルー、シルバー、ブラック
『Qua tab』は、10.1インチディスプレーを搭載するHuawei Technologies社製タブレット。販売想定価格が1万円台後半と低価格で、スマートフォンと合わせて契約すると月額2000円で運用できるのが特徴。2月中旬の発売を予定。
スマートフォンとタブレットを連携して利用できる『au シェアリンク』に対応。スマートフォンへの着信通知をタブレットに表示したり、スマートフォンの画面をタブレットに表示してタブレットから操作するなどの連携機能が利用できます。
『Qua tab』主な仕様
サイズ:約W259×H156×D8.6mm
重量:約486g
VoLTE:非対応
4G LTE:受信時最大150Mbps
キャリアアグリゲーション:非対応
WiMAX 2+:対応
OS:Android 5.1
CPU:MSM8939 1.5GHzクアッドコア+1.2GHzクアッドコア
ディスプレー:約10.1インチ IPS 1920×1200 WUXGA
カメラ:約800万画素 CMOS
インカメラ:約200万画素 CMOS
外部メモリー:microSDXC(最大128GB)
ROM:16GB
RAM:2GB
バッテリー容量:6500mAh
テザリング:対応(8台)
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver4.1
フルセグ:非対応
ワンセグ:非対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:非対応
NFC:非対応
防水:非対応
防じん:非対応
耐衝撃:非対応
カラー:エアリーブルー、パウダーホワイト、チャコールブラック
Androidスマートフォンではもう1機種、シャープ製の『AQUOS SERIE mini』が発表されました。4.7インチのコンパクトサイズに、映像やスクロールが滑らかなハイスピードIGZOのフルHDディスプレーを搭載したスマートフォン。OSにAndroid 5.1、1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコアのCPU、1310万画素カメラ、16GBのROM(内蔵メモリー)と3GBのRAM、2810mAhバッテリーを搭載します。1月下旬の発売を予定。
『AQUOS SERIE mini』主な仕様
サイズ:約W66×H126×D8.9mm
重量:約120g
VoLTE:対応
4G LTE:受信時最大225Mbps
キャリアアグリゲーション:対応
WiMAX 2+:対応
OS:Android 5.1
CPU:MSM8992 1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコア
ディスプレー:約4.7インチ IGZO 1920×1080 FHD
カメラ:約1310万画素 CMOS
インカメラ:約500万画素 CMOS
外部メモリー:microSDXC(最大200GB)
ROM:16GB
RAM:3GB
バッテリー容量:2810mAh
テザリング:対応(10台)
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver4.1
フルセグ:非対応
ワンセグ:対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:対応
NFC:対応
防水:対応
防じん:対応
耐衝撃:非対応
カラー:スカーレット、ホワイト、サファイア、ブラック
“ガラホ”と呼ぶAndroidベースの携帯電話では、京セラ製の『GRATINA 4G』を発表。VoLTEによる高音質通話に対応し、画面を振動させて音をクリアに伝える京セラの独自機能“スマートソニックレシーバー”にも対応します。2月下旬の発売を予定。
『GRATINA 4G』主な仕様
サイズ:約W51×H113×D16.7mm(暫定値)
重量:約130g(暫定値)
VoLTE:対応
4G LTE:受信時最大150Mbps
キャリアアグリゲーション:非対応
WiMAX 2+:非対応
CPU:MSM8909 1.1GHz クアッドコア
ディスプレー:約3.4インチ TFT 1920×1080 854×480 FWVGA
カメラ:約800万画素 CMOS
外部メモリー:microSDHC(最大32GB)
ROM:8GB
RAM:1GB
バッテリー容量:1500mAh(暫定値)
テザリング:対応(10台)
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth:Ver4.1
フルセグ:非対応
ワンセグ:対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:対応
NFC:非対応
防水:対応
防じん:対応
耐衝撃:対応
カラー:グリーン、ピンク、ホワイト、ブラック
学割サービスについては発表会前半のかなりの時間を割いて説明されましたが、大きくポイントは2つ。ひとつはデータ通信の無料提供で、5GB以上のデータ定額プランに加入する25歳以下のユーザーは、毎月5GBのデータ通信が無料でプレゼントされる、というもの。もう一つは25歳以下のユーザー本人、あるいは家族のデータ通信定額から1年間、毎月1000円の割引が適用される、というもの。ほかにも、『auスマートパス』『ビデオパス』『うたパス』といったサービスに割引が適用されます。
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