2016年1月1日(金)Zepp Tokyoにて『妄想キャリブレーション LIVE TOUR 2015/16 元旦~はじめてNIPPON♡ちゅYOUをちぇっくしました!~』が開催されました。新年にもかかわらず、当日は会場を埋め尽くすほどの熱いファンたちがお台場に集結。そんなツアーファイナルを迎えた妄想キャリブレーションのメンバーが、Zepp Tokyo公演を大成功に収めることができた理由とはいったいなんだったのでしょうか?
「妄想キャリブレーションってなに?」という方も中にはいるかもしれません。妄想キャリブレーションとは、秋葉原ディアステージから誕生した正統派アイドルユニット。メンバーは、胡桃沢まひる・桜野羽咲・双葉苗・星野にぁ・雨宮伊織・水城夢子の6人です。『乙女の妄想∞無限大』というキャッチコピーで、日本全国にファンを獲得している6人組アイドルユニット。そんな妄想キャリブレーションが、2015年から2016年にかけて初のワンマンライブツアーを行い、全国各地に足を運びました。そして、最終公演にZepp Tokyoのステージで歌声を披露することになったのです。
ファンにとって妄想キャリブレーションのライブは開場前から始まっているのかもしれません。というのも、Zepp Tokyoの入り口では多くのファンたちが今か今かと開場を待ちわびている様子でした。会場外に飾られていた妄想キャリブレーションのロゴの前で集合写真を撮ったり、何人かで集まりコールや掛け声の練習をしたりするなど、ファン同士の応援する姿が見ものです。
ライブが始まると同時に、メインモニターに獅子舞が⁉ ……かと思ったら、なんとステージ脇から2匹の獅子舞が登場してきました! まさに新年のライブにふさわしい演出です。
すると妄想キャリブレーションのメンバーがステージに登場し、オープニング曲の『Youをちぇっくします!』を皮切りに、『初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。』『おもてなでしこ伝承中』など全25曲を披露しました。それに応えるかのように、ファンも一糸乱れぬコール&レスポンスで声援を送ります。アーティストやファンのどちらかがリードしてライブを作るのではなく、会場にいる全員がライブを作り上げていく様子はまさに圧巻でした。
ライブ終了後に、胡桃沢まひるさんからコメントをいただくことができました。
「はじめての全国ツアーで、妄想キャリブレーションとしていろんな人に会いたいってずっと言っていたんです。でも、今まで都内の活動が多かったので地方にあんまり行けなかったんです。なので、この初のツアーでたくさんの場所を回らせてもらって仲間を作れました!」
特に1月1日という新年に、こだわりの衣装を着てファンと初詣をしたいという思いから、ステージのセットが鳥居などお正月仕様になっていました。これもメンバーたちのアイディアやスタッフさんたちの協力から成し得た賜物です。
また、ファンに向けては次のように楽しそうに語ってくれました。
「凄いアツい人たちで、妄キャリのことを大事に思っていて、愛が強いんです! なので、ライブ中も化学反応が起こるというか、みんなの気持ちに『私たちも負けないぞ!』とステージからオーラを発して、ちょっとした勝負をしていました!!」
妄想キャリブレーションのライブはメンバーとファンが一緒に協力して作り上げていきます。言葉を交わしているわけではないのに、お互いがコミュニケーションを取ってライブを成功させていました。そんな彼女たちが夢に向かって進んでいるのは、応援してくれるファンと気持ちが繋がっているからではないでしょうか?
もしかしたら、妄想キャリブレーションを応援したいファンの思いが、彼女たちを夢に近づけているのかもしれません。”2016年に日本武道館でライブを開催する!”という目標を達成する日もそう遠くはないのかもしれません。
※画像はライブ公式提供写真より
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(執筆者: バラン野島) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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