本日2015年12月18日18:30より日本全国公開予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。説明不要のこのメガタイトルの公開は筆者も心待ちにしており、ロンドンにて運良く一足お先に鑑賞することが出来たので、劇場に集まったファンの様子や見どころなどをレポしたい。
が!!
今回筆者が向かったのはただの映画館ではなく、「IMAX」でしかも「フィルム2D」上映だったのだ!!とにかくコレとてつもなくが凄かったのだ!!
【あらすじ】
『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。
旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。(スター・ウォーズ ディズニー公式サイトより)
http://starwars.disney.co.jp/home.html
IMAX 70ミリフィルム上映とは?
今回筆者が足を運んだのは、IMAX劇場の中でも「70ミリフィルム」上映を行っているロンドンのサイエンス・ミュージアムのIMAXシアター。ここはヨーロッパで唯一フィルムIMAXでスター・ウォーズを上映している劇場で、そのことがわざわざ上映前にアナウンスされるほど。
なぜここまでIMAX「フィルム」上映にこだわっているかと言うと、本作には70ミリフィルムIMAXカメラ(2D)で撮影されたシーンが一部存在し、これを完全な形で上映できるのは同じく70ミリフィルムIMAX映写機のある劇場だけとなるからだ。つまり、それ以外の劇場ではオリジナルと同じ「完全な」画質・画角での上映が不可能なのである。そしてこの条件を満たす劇場が、なんと世界にたった15箇所しか存在しないので、ここまで劇場側もフィルムIMAX上映を強調している、というワケなのである。詳しくは、サイエンス・ミュージアムのHPを参照して欲しい。
Science Museum 公式サイト
http://www.sciencemuseum.org.uk/visitmuseum/plan_your_visit/imax/star-wars-the-force-awakens.aspx
そのようなこともあり、上映2時間前に筆者が劇場を訪れた際にはすでに待機列が形成されており、フランス語やドイツ語もちらほら聞こえるなど欧州各地から熱心なファンが集結している様子だった。もちろん、コスプレやライトセーバーを持参しているファンも多く見受けられたぞ!
そして上映が開始され、スター・ウォーズのテーマソングが流れると大きな拍手が湧き上がる。さらに、歴代キャラクターが登場する度に大きな拍手。お馴染みのアレコレが出た時には、その都度驚きと喜びの感嘆の声が聞こえた。
そしてエンドロールに入ると割れんばかりの大きな拍手。皆口々に「予想以上に良かった!」とか「マジ最高!」など大興奮していた様子。
感情を全開で楽しむのがイギリス流の映画館。今回は笑えるシーンがかなり多いので、笑いたい時にみんなと一緒に笑うとかなり楽しいのだ。
実際見てみて→迫力はスーパー級!!
肝心のIMAXを実際に見た感想だが、IMAXのシーンは想像以上に長く、そして非常に臨場感のあるものだった。とにかくその画面の大きさに驚かさせれる。IMAXのシーンになると上下に画面が大きくなり、体感ではスクリーンが2倍くらいに大きくなった印象だ。それ以降の画面が小さく感じられるほどインパクト大だった。今まで見たこともないような臨場感と疾走感で、まさに自分が本当にその場にいるようなリアリティを体感することができるぞ!またIMAX以外ではカットされる部分の映像も楽しめるので、なんだか得した気分になれるのも◎。
ネタバレを避けるために余り言及は出来ないが、とにかくアクションシーンがこれでもかと言うほどてんこ盛りで、歴代シリーズでも屈指のアクション満載なのは間違いない。これらのシーンはやはり大きなスクリーンで見るに限る!
予告編でも何度も登場した空中戦。本作では戦闘機同士のドッグファイトが非常にアツい!
スター・ウォーズのお家芸とも言えるスレスレ飛行のオンパレードも健在。
CG技術のさらなる進歩で、今作では美しい情緒的な風景が増えた印象を受ける。
「家族」の物語
監督がジョージ・ルーカスからJ・J・エイブラムスへと変わって、その変化が気になっている方もいるかもしれないが、本作は正真正銘のスター・ウォーズと言える。なぜなら今作でも「家族」がテーマとなって、しっかりとストーリーを支えているからだ。その奥深いテーマについては、是非劇場でじっくりと味わっていただきたい。
少しキャラ紹介&注目ポイント
今作ヒロインのレイ。とっても元気で頑張り屋さん、今までスター・ウォーズには居なかったようなタイプのキャラクターだ。
もう一人の主人公のフィン。個人的には、見る前と見た後では印象が変わるキャラNo.1と言える。
おなじみハン・ソロ。全くブランクを感じさせないハリソン・フォードにはただただ驚くばかり。ちなみに、劇場ではハン・ソロ&チューバッカ登場時が最も大きな拍手と歓声が聞こえた瞬間だった。
今回、新しいアイコンとして大々的にフォーカスされているBB-8。このドロイドが演じる役割は物語でも非常に重要なのだが、とにかく全ての動きがコミカルでかわいい。歴代キャラクターと較べても、BB-8の人気度が一気に上位に食い込む事は間違いないだろう。
もちろん、もはや伝統とも言えるキャラクター同士のコミカルな掛け合いが今回はかなり多めで面白い。上映中には少なくとも10回は大爆笑が起こっていたぞ! 是非注目して見て欲しいポイントだ。
今回の悪役カイロ・レン。かなりベールに包まれた人物なので、色々想像してから観に行くといいかもしれない。
ストームトルーパー達。
正直に言うと、今回は結構目立ってます。
とにかくIMAXおすすめ
残念ながら日本では行われていないフィルムIMAX上映だが、もし観る機会があれば是非おすすめしたいIMAX鑑賞レポ、如何だっただろうか?
改めてIMAXのインパクトの大きさを思い知らされるとともに、スター・ウォーズの新しい世界を垣間見る事ができてこの上なく興奮した劇場体験だったので、この記事を読んだ皆様も是非IMAXでスター・ウォーズ体験、おすすめです!
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編2
https://www.youtube.com/watch?v=SdAUiyeJMFQ
※映画画像は『Youtube』(https://www.youtube.com/watch?v=SdAUiyeJMFQ)より引用。それ以外は筆者撮影。
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 106) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
-
世界に誇るメイド・イン・ジャパンの鍋で、料理が変わる!?~マガジンハウス担当者の今推し本『&Premium BOOKS &Cooking わたしたちと、手料理。』
-
一覧へ
-
一部のラーメンマニアに圧倒的な人気がある『燕』を食べてみた @『辛麺 真空』町田市