『ファルコン9』はアメリカの民間ロケット企業スペースX社が開発した新型ロケット。今年の6月に国際宇宙ステーションに補給物資を届けようとして失敗してしまったロケットと言えば思い出す人も多いかもしれない。
スペースX社はこのロケットの第1段ロケットを回収して再利用することを目指していて、もし成功すれば打ち上げコストを劇的に減らすことができるとしているのだが、これまでのところ完全な回収には一度も成功していない。
【動画】SpaceX Falcon 9 Landing & Explosion(close-up & slow motion)
https://www.youtube.com/watch?v=4cvGGxTsQx0
そんな超高難度なロケット回収ミッションを体験できるミニゲームがMITメディアラボのサイトで公開されている。
https://scratch.mit.edu/projects/76866912/
操作はシンプル。WASDキー(もしくは方向キー)でロケットの姿勢を制御して、洋上プラットフォームに垂直にゆっくり着陸させるだけ。と言うだけなら簡単だが、ほんのちょっとでも減速に失敗すると爆発してしまうし、燃料に限りはあるしで、着陸を成功させるためには非常に繊細な操作が要求される。もちろん実際のファルコン9の回収作業は人間が遠隔操縦しているわけではなく機械による自動操縦で行われるのだが、宇宙開発に失敗は付き物ってことを学ぶためのミニゲームとしては面白いかも。
筆者は22回目にしてようやく成功。コツを掴めば10回に1回ぐらいはいけそう。
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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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