『ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト』(以下、『DQMSL』)の返金騒動がここ最近大きな話題となっている。「金のふくびき」――いわゆる「ガチャ」のイラスト変更があったことなどもあり『2ちゃんねる』の「FF・ドラクエ」板では“返金スレ”なるものがたてられ、2月7日朝の段階で10スレまで伸びている次第である。
“不当表示”や”優良誤認“、”誇大広告“といった言葉が入った「返金用テンプレ」なる文章も貼られ、アップルやグーグルにメールして返金してもらおうという運動のようなものが起っている。
『DQMSL』は有償(もしくは配布など)で入手できる「ジェム」の返還や今後の方針の変更などを発表するなどしているが、今回の騒動の余波というべきかTVCMなどでもおなじみクイズRPGの『魔法使いと黒猫のウィズ』でも返金騒動が起こり、そちらでは返金請求したユーザーはアカウント停止もあるというアナウンスがなされ現在炎上ぎみの模様。
2月6日、『魔法使いと黒猫のウィズ』のお知らせのところに「お問い合わせに関しまして」という文章が掲載されたのだが、その中に
「なお、不正な返金請求をプラットフォーム事業者様に行われ、弊社が保有する購入データとの照合により明らかな不正が確認された方につきましては、公平性の観点により、利用規約に基づくアカウント停止等の措置をとらせていただく場合がございます。不公平の無いよう、引き続き運営に務めてまいりますので、ご安心ください。」
とある。『DQMSL』の姿勢とは対照的なこの発表、反発しているユーザーも多いようで、国民生活センターや消費者庁、ソーシャルゲーム協会(JASGA)などに通報しようという動きもあり今後の展開が注目される。
※画像は『魔法使いと黒猫のウィズ』の公式サイトより
■関連記事
楽しい旅行がご愁傷さま展開に! シュールな人喰いホラー『フィンランド式残酷ショッピング・ツアー』2月8日公開
ディナースポットから缶詰まで! 「食」のTIPSをマネしたい『ROLa』の「夜」時間特集