[新潮]「キャバクラ嬢と同伴 女子大生とラブホ 衆院No.3『佐田玄一郎』の性治活動」
週刊新潮と週刊文春がともに、政治家のスキャンダルを追及している。標的は、いずれも自民党の議員。やったことは、いずれも買春である。
タイトルにしたのは、新潮のグラビア記事だ。トップは、メガネの男性が若い女性と寿司を食べている写真で、こちらが「同伴」。ページをめくると、同じ男性と若い女性が、同じラブホテルから別々に出てくるカットで、こちらが「ラブホ」。
男性の名は、衆議院で議院運営委員長をつとめる佐田玄一郎氏である。「『佐田玄一郎』常習的買春の現場報告」と題された記事の本文では、この「衆院では、議長、副議長に次ぐナンバー3」の人物が、「東京六大学に通う、20歳の現役女子大生」を相手に買春していた、と報じている。当の女子大生の証言によれば、「この半年でエッチしたのは20回ほど」で、毎回「現金4万円」をもらっていたと言う。
週刊誌が本気を出すと、何十人ものスタッフを取材に駆り出し、追跡・張り込みを行う。今回の場合、現場を押さえられているのと、買われた当人から証言をとられていることから、どう考えても佐田氏の惨敗である。
「議員としての功績は特になく、ただ当選回数が多いだけの人」であり、「当選8回のベテランなのに、一般の人には無名」な佐田氏。この問題を放置しておくと、参院選での自民党の足かせになるうる。少なくとも議院運営委員長の辞任は確実で、議員辞職もありうると考えられる。
[文春]「安倍側近副大臣 『ベトナム買春』スッパ抜き!」
他方、文春には、「日本の国会議員と経済界の代表団が投資協力の機会を調査するため」に訪れたベトナムで、団長の国会議員が買春をしていたという話である。議員の名は西村康稔氏で、自民党内では「〝次世代のエース〟と見なされ」ている人物とのこと。
昨年7月17日の夜。西村氏は、代表団のメンバーらとハノイのカラオケ・クラブにいった。その店で女の子7人をホテルの自室に持ち帰り、うち3人と「こと」に及んだと文春は報じている。
こちらの取材も徹底している。「証言の正確性を担保するために、それぞれ同じ時刻に別の場所で別の記者」が、西村氏とベッドを共にしたベトナム人女性2人に対して聞き取りを行ったそうだ。
記事の末尾にある通り、「ベトナムでは買春が刑法で禁止されており、違反すると罰金や懲役刑が下される」。そして、「日本国民の代表である国会議員が海外で買春行為をしていたともなれば道義的に許されない」のは当然だと言える。
不思議なのは、佐田氏も西村氏も無防備すぎる点である。2人の振る舞いから、「自分は大丈夫だ」と言う根拠のない自信が感じられるのは、筆者だけであろうか。
[今週の軍配]両誌が国会議員の醜聞をスクープしているが、撮られた写真と記事の内容で一歩リードする新潮の勝ち。
【これまでの取り組み結果】(★は10勝)
文春:★★★★ ☆
新潮:★★ ☆
(谷川 茂)
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