今回は、『はてな匿名ダイアリー』から転載させていただきました。
■エロゲメーカーのお財布事情
自分と同じ人間をださないためにも書いておく。
●エロゲを売るためには問屋に卸さないといけないけど、大きく3社ある。
V→最大手
R→萌えゲーに強い
H→上記2社はソフ倫団体だけど、CSAを審査団体として通せる。
●エロゲの売上の50%はソフマップグループで売れてるといっても過言じゃない。
一番ソフマップで多く売るのはRで、HとVは同等ぐらい。
問題は、メーカーにどの店舗でどれくらい売れてるかわからない。
なのでマーケティングも糞もへったくれもない。
●エロゲの仕切り率は48%~54%。
8800円でうってるゲームをみんながかってもメーカーには4400円しかおちない。
メーカーは8800円で売る製品を製造費込みで4400円でつくらないといけない。
●製造費は大体1本1000円
プロテクト込みの箱代込みでこれくらい必要。
つまりゲームデーターは3400円が原価になる。
●特典のテレカイラストや、ドラマCDの費用はメーカー持ち(製造費除く)
メーカーは予約をあつめるためには10枚以上もイラストをタダでかかないといけない。
●お金の調達は問屋から借りる。
問屋からは、消費賃貸借契約(いわゆる借金)か、売上の前渡しという手段を取る。
どちらにしても、代表者は連帯保証にいれられるし、売上から借金が相殺されて手元にくる。
つまり1000万円借りて、卸値が4000円で2500本しかうれないと手元に1円もこない。
最近は、問屋が威厳をたもつために、メーカーを借金漬けにしなければいけない。
そのために、借りている金額程度しか売れないようにメーカーへの注文本数を調整をしたりしている。
あるHという問屋は製造をメーカーから受託するために、売上のごまかし等をしているので注意とのこと。
●リピート受注なんてほとんどなくて、初期出荷で99%が終わる。
メーカーはすぐに次のゲームをつくらないといけない。
でもお金がないからまた借金を問屋からする。
この繰り返し。
●どっちにしても
自己資金がない限りやらないほうがマシです。
予算シートとかは見たい人がいればで。
転載元:こちらは匿名投稿『はてな匿名ダイアリー』からの転載です。
画像:コレクション!『flickr from YAHOO!』
http://www.flickr.com/photos/nnaannoohhaa/8073698357/
コメント
コメントを書く