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ストリートファイターVとポッキーがまさかのコラボでゲームUIも大改造! 白熱の限定ルール「Pockey K.O.」を体験してきた

2019/12/11 11:00 投稿

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01_S__96305156.jpg1992年にスーパーファミコンで発売されて一斉を風靡した対戦格闘ゲームといえば“ストII”の愛称でおなじみの「ストリートファイターII」ですよね。

その最新作である「ストリートファイターV」と、江崎グリコの人気チョコ菓子「ポッキー」がまさかのコラボレーションを実現。なんとゲームシステムやUIまでをもカスタマイズした「ストリートファイターV Pocky Edition」なるゲームを開発してしまいました。

こちらは2019年12月13日から15日までアメリカ・カルフォルニア州で開催される「CAPCOM CUP 2019」で披露されることになっているのですが、お披露目前に一日限定で体験できると聞いてカプコン東京支店まで遊びに行ってきました。

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「ストリートファイターV Pockey Edition」は従来版と何が違うのかというと、最も重要なのは体力ゲージがポッキーカラーになっていることでしょう。体力が満タンのときはポッキーのビスケット部分の色になっていて、ダメージを受けると少しずつチョコレートの色が増えていきます。

「えっ、カスタマイズってそれだけ?」って思ったそこのアナタ。確かに色を変える程度のコラボ企画ならほかにも例があるのかもしれません。しかし「ストリートファイターV Pokey Edition」は違います。ポッキー仕様の体力ゲージを活用した特別ルール「Pocky K.O. Challenge」が採用されているのです。

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体力ゲージをよく見てください。ポッキーのチョコレートカラーとビスケットカラーの比率がちょうど本物のポッキーと同じくらいになる位置に赤字で「Pocky Chance!」と記されていますよね。

自分の体力がここまで落ちている状態で相手をK.O.すると「Pocky K.O.」となり、いつもと違う演出で相手をぶっ飛ばすことができるのです。

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もし体力が「Pocky Chance!」になっていない状態で相手を倒すと通常のK.O.となりますが、「ストリートファイターV Pocky Edition」のルールでは通常のK.O.はノーカウントと同じ。そのままやり直しとなり2ラウンド目に突入してしまいます。

従来のルールなら何も気にせず相手をボコボコにすれば勝てましたが、「ストリートファイターV Pocky Edition」で勝つためにはどんな上級者でも負ける寸前まで体力を削られなければなりません。つまりへたっぴでも上級者相手に番狂わせを演じられる可能性が非常に高くなっているのです。

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実際に20年以上ぶりにストリートファイターをプレイして技をまともに出せない僕でも、カプコンの社員さんを相手に勝つこともできるくらいに駆け引きで実力差を埋められるのが最高におもしろい! もしかしたら従来のルール以上に大人数でワイワイと遊べる仕様になっているのかもしれません。

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さらに背景のデザインにも至るところにポッキーのロゴやイラストが散りばめられていたり、リュウと春麗がポッキーをシェアしているイラストまで描き起こされていたりと、細かい部分までまったく目が離せません!

もはや製品化しても売れるんじゃ……と思えるクオリティの「ストリートファイターV Pocky Edition」ですが、12月13日から15日まで開催される「CUPCOM CUP 2019」で世界最高峰のプレイヤーによるエキシビジョンマッチが開催され、会場内に試遊台が設置されるだけで、現時点ではそれ以降の展開は何も決まっていないそうです。もしかしたら「CUPCOM CUP 2019」が最初で最後の公開の場となってしまうのかも。それはもったいないー!!

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ストリートファイターシリーズプロデューサーの松本脩平さんにお話を伺うと、今回のコラボ企画は3か月程度の期間しかない中で企画から開発まで行ったというのですからさらに驚きです。

ストリートファイターVの開発チームが短期間で、しかも3日間のイベントで披露するだけのために力を注ぎ、毎日のように細かいゲームバランス調整まで行って開発したそうで、松本さんは「スタッフがコラボ企画を楽しみながらゲームを開発している姿に熱意とプロ意識を感じ非常によかった」と回顧していました。確かにその本気感とコラボを楽しんでいる感じはゲームを通じてビシーッと伝わってきます。実に素敵なコラボ企画でした。

それにしても本当に楽しかったな……。またどこかで披露されたり、追加コンテンツとして発売されたりするように、「CUPCOM CUP 2019」で盛り上がることを期待しましょう!

(C) CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2019 ALL RIGHTS RESERVED.

(執筆者: ノジーマ)

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