映画『X-MEN:アポカリプス』でジュビリー役として長編映画デビューを飾るラナ・コンドルが、マーク・ウォールバーグ主演の映画『Patriots Day(原題)』にキャスティングされたと、本紙ヴァラエティが独占的に掴んだ。
コンドルは、MIT(マサチューセッツ工科大学)警察のショーン・コリアー巡査の彼女で、MITの大学院生の役を演じる。コリアー巡査は、2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件の3日後、ジョハル・ツァルナエフあるいはタメルラン・ツァルナエフのどちらかにより銃撃され亡くなった。FBIがその兄弟の写真を公開し、爆破事件の容疑者の追跡について一般に捜査への協力を要請した数時間後のことだ。
『Patriots Day(原題)』は、ウォールバーグの他にジョン・グッドマン、J・K・シモンズ、ケヴィン・ベーコン、ミシェル・モナハンも出演する。同作は、ピーター・バーグが監督を務め、ウォールバーグ、スコット・スチューバー、ハッチ・パーカー、ディラン・クラーク、スティーヴン・レヴィンソン、ドロシー・オーフィエロ、そしてマイケル・ラダッツキーがプロデュースを務める。ボストンで撮影が始まっている。
同作は、CBSフィルムズとライオンズゲートにより共同出資される。CBSフィルムズは製作とマーケティングを担当し、ライオンズゲートは配給を担当する。米テレビドラマ『In Treatment(原題)』に出演したアレックス・ウォルフとサモ・メリケイズが、ジョハルとタメルラン・ツァルナエフ役として最近キャストに加わった。
同作は、3人が死亡し264人以上が負傷した2013年の爆弾テロ事件と、その後のツァルナエフ兄弟の捜索活動をもとにしている。
『X-MEN:アポカリプス』でコンドルが演じるジュビリーは、手から爆発性のエネルギーの火花を生成する突然変異の能力を持つミュータントだ。
コンドルは、ICMパートナーズとマット・ローゼン弁護士を代理人としている。