シャーリーズ・セロンが、米ユニバーサル・ピクチャーズによるロングランの映画『ワイルド・スピード』シリーズ8作目となる映画『Fast 8(原題)』に出演することが公式に決まったと、複数の情報筋が本紙ヴァラエティに明かした。
まだ役柄の詳細は不明だが、セロンは何らかの悪役を演じることが見込まれている。米ユニバーサル・ピクチャーズは早い段階でセロンに役を依頼していたが、脚本がまだ執筆中であったため、脚本が完成するまでセロンは何も約束したがらなかった。
クリス・モーガンによる脚本が仕上がった後、セロンはその結末に満足していたが、それでもセロンは、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントによるスパイ・スリラー映画『The Gray Man(原題)』の出演と天秤にかけなければならなかった。同作は、セロンと米ソニーにとって大作シリーズになる機会であると考えられている。 内部情報によると、『The Gray Man(原題)』のオリジナルの脚本は男性が主人公として書かれており、米ソニーは脚本の書き直しを行った。そのために新しい脚本の仕上がりが遅れ、セロンのスケジュールが空いたため、結局セロンは両プロジェクトと話し合いをすることになった。
『Fast 8(原題)』の製作は今夏に開始し、2017年4月14日に米劇場公開が予定されている。ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、タイリース・ギブソン、ミシェル・ロドリゲスが前作に引き続き再び出演し、F・ゲイリー・グレイが同シリーズの監督を引き継ぐ。ニール・H・モリッツとディーゼルがプロデュースを務める。
セロンは、ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント(WME)と代理人契約を結んでいる。セロンの次回作は、映画『スノーホワイト/氷の王国』と、クロエ・グレース・モレッツの相手役を演じる映画『Brain on Fire(原題)』だ。
このニュースは、デッドライン・ハリウッドが最初に記事にした。
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