SNS上で呪いが拡散していく現代型ホラー『Unfriended』が邦題『アンフレンデッド』として、7月30日より日本公開決定。SNS大好きの若者たちよ、この夏震え上がれッ!!
恥ずかしい動画をネット上にアップされたことで自殺してしまった学生、ローラ・バーンズ。それから一年後、彼女の幼なじみと友人らがスカイプに集ってグループ会話をしていると、そこには見知らぬアカウントが。しかもそのアカウントは、死んだはずのローラとして話しかけてくるのです。誰もが単なるいたずらだと思うなか、ローラを名乗るアカウントは彼女の死にまつわる秘密をPCの画面上でひとつひとつ明かしていきます。そしてそのたびに、一人また一人と、画面の向こうで謎の死を遂げていくのです――。
この作品のユニークなところはすべてがPC画面のSNS上で展開されるということ。PC画面上だけで展開するスリラー映画は『ブラックハッカー』(2014)もありましたが、あちらが進化したハッキングを題材に近未来的な恐怖を描いているのに対し、『アンフレンデッド』はかなり現代的な題材と舞台。より身近な恐怖を体験できそうです。
情報の解禁にあわせて公開となったティザービジュアルは、「検索したら呪われる」というキャッチコピーと、“ローラ・バーンズ 呪い”と検索している画面を模した不穏なもの。その下には白っぽい何かが……って顔やんけ!! このビジュアルのように“ローラ・バーンズ”で検索すると、彼女の死後、追悼ページと化したローラのFacebookアカウントが実際に出てくるのがおそろしいところ。URLを貼ってもいいですが、せっかくなのであなたの手で検索して、ぜひ呪われてください……。
あらゆるSNSで、誰とでもどこでもつながるようになった現代。LINEいじめやネットいじめなんて言葉がありますが、便利な道具を人を傷つける用途になんて使っちゃあいけませんよ。映画『アンフレンデッド』は7月30日より新宿シネマカリテほかにて公開です。どうぞお楽しみに! 友だちを誘うときは、ぜひスカイプで!
『アンフレンデッド』
監督:レヴァン・ガブリアゼ
出演:シェリー・ヘニング、レニー・オルステッド、ウィル・ベイツほか
2015/アメリカ/83分/ビスタ/原題:Unfriended
(C)2014 Universal Studios. All Rights Reserved.
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