映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出演したデイヴ・バウティスタが、ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリングが出演する映画『ブレードランナー』の続編に出演する。
本誌ヴァラティは、すでに3月31日に映画『ボーダーライン』を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務め、ロビン・ライトが出演することを報じた。タイトル未定の本作は、2018年1月12日(現地時間)に米劇場公開を予定している。
米ソニー・ピクチャーズが本作の国際配給を担当するが、北米とカナダでは、アルコン・エンターテインメントと米ワーナー・ブラザースが長期に渡る配給契約を締結している。
ハンプトン・ファンチャーとリドリー・スコット監督によるオリジナル版のストーリーをもとに、ファンチャーとマイケル・グリーンが続編の脚本を執筆した。本作は、1982年に公開されたオリジナル版から数10年後の世界、2019年のロサンゼルスが舞台となる。
オリジナル版は、1968年に刊行したフィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をベースとしており、4年間に設定された寿命を延長するために不法に地球へ帰還し、潜伏している「レプリカント」と呼ばれる遺伝子操作された人造人間を見つけ出す元専任捜査官の役をフォードが演じた。本作は1993年に、アメリカ議会図書館に永久保存することを目的としたアメリカ国立フィルム登録簿に保存登録された。
撮影は今年7月から開始する予定で、『ボーダーライン』で撮影監督を務めたロジャー・ディーキンスが、ヴィルヌーヴと再びチームを組む。アルコン・エンターテインメントは2011年に、アイコニックなSFスリラー作品の前日譚と続編を製作するため、バッド・ヨーキンとシンシア・サイクス・ヨーキンから映画、テレビ、シリーズ化の権利を獲得した。シンシアはアルコンの共同経営者のブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・コソーヴとともにプロデュースを行い、バッドはプロデューサーとしてクレジットされる。
スコットは続編のエグゼクティブ・プロデューサーとなる。サンダーバード・フィルムズのCEOフランク・ギストラとティム・ギャンブルも、ビル・キャラロと共にエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねる。
最近バウティスタは、マーベル・スタジオの大ヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や、映画『007』シリーズの最新作『007 スペクター』に出演した。今後のプロジェクトには、ブルース・ウィルスとエイドリアン・グレニアーが主演するライオンズゲートのアクション映画『Marauders(原題)』が含まれている。また、バウティスタは2017年に公開が予定されている映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』にクリス・プラットとゾーイ・サルダナと並んで出演し、ドラックス・ザ・デストロイヤーの役を再び演じる。バウティスタはガーシュ・エージェンシー、DMBVと代理人契約を結んでいる。
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