暖冬と言われ、早い桜前線と言われながらも、ちょっと肌寒い気温がもどかしい3月下旬。
それでも桜は開花し、種類によっては咲き始めるところができてきた。
花見でのビールと言えばプラスチックカップが定番。桜もおしゃべりも満開な屋外で飲むみビールは最高のシチュエーションだが、おしゃべりに夢中になり、注がれたビールの炭酸が抜け始めて…という経験をした人は多いはず。
そこで、ちょっと時間はかかるが「三度注ぎ(つぎ)」という技を紹介する。
まずは通常の1回で注ぐありふれた方法を4K動画でご覧いただく。
■「桜ビール」ビールの注ぎ方・一回注ぎ
https://youtu.be/DuO2oizaYrc
注ぎ終えて1分と経たないうちに泡はその半分が消え、桜の花びらは泡に沈みゆく運命に。
そこで、三度注ぎを実践してみた。
やり方は簡単。
まずコップの半分くらいまで高い位置から最初はゆっくり、徐々に勢いをつけて注ぎ、そのまま待つ。
次に、9分目くらいまで少し高い位置からグラスのふちに下ろすようにゆっくりと注ぎさらに待つ。
最後に、ゆっくりとグラスのそばから注ぎ仕上げる。
では、4K動画でお届けする。ぶっつけ本番なので、多少の違いはご勘弁願いたい。
■「桜ビール」ビールの注ぎ方・三度注ぎ
https://youtu.be/HXl4RmW_noc
注ぎ終えて1分経過しても、カップケーキのような泡は形を保ち、桜の花は鎮座したままだった。
なお、桜はみんなの財産なので、試すときは決して枝から花を取らないように、シートに落ちたきれいな花を使うようにしたい。
ごみの持ち帰りも忘れずに。
多少の時間はかかるが、「それもまたお花見」と、おおらかな気持ちで桜もおしゃべりも満開の楽しいひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。
ロケ地案内 東京都江戸川区小町川千本桜
荒川のスーパー堤防整備に合わせて南北約2キロメートルにわたり約1000本の桜(小松川千本桜)を植栽。
バーベキュー場も整備されており申し込めば設備が利用できる。
交通 都営新宿線東大島駅 小松川出口改札から徒歩2分
(反対側の大島口改札は江東区になるので出口間違いに注意)
※写真・動画はすべて記者撮影・収録
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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