米ワーナー・ブラザースとヴィレッジ・ロードショーが製作中の、スティーヴン・スピルバーグのSFスリラー映画『Ready Player One(原題)』に、サイモン・ペッグが出演交渉中であることが分かった。
契約が成立すれば、ペッグはタイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーンらと共に、2011年に出版されて世界的なヒットとなったアーネスト・クラインによる同名SF小説(邦題は『ゲーム・ウォーズ』)の仮想空間「オアシス」の世界に参加する。
物語の舞台は、人類が現実世界よりも『オアシス』と呼ばれる仮想世界で生きることを好むようになった2044年。オアシス開発者の死後、オアシスの世界に隠された宝を巡り、シェリダンは冷酷なライバルと争う若者役を演じる。
ペッグは、オアシスの共同開発者であるオーゲン・モローの役で出演交渉中だ。Netflixのオリジナルドラマ『Bloodine(原題)』に出演するメンデルソーンは、悪役としての出演が決まっている。
スピルバーグは、自身の製作会社アンブリン・パートナーズを通してドナルド・デ・ライン、クリスティ・マコスコ・クリーガー、ダン・ファラーらと共に『Ready Player One(原題)』をプロデュースする。
ワーナーは映画『Star Wars: Episode VIII』との競合を避けるため、本作の公開日を当初の2018年5月30日から3ヶ月前倒しして2月9日に変更した。
ペッグは、映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で、トム・クルーズやジェレミー・レナーと共に主演を務めた。また7月に米国公開の映画『スター・トレック ビヨンド』では、キャストのほかに共同脚本家としても名を連ねる。
ペッグはUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、ハンセン・ヤコブセン、英国ではドーン・セドウィック・マネジメントと代理人契約を結んでいる。このニュースはHollywood Reporterが最初に記事にした。
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