東映は3月18日、『仮面ライダー』シリーズで1974年に放映された『仮面ライダーアマゾン』のリブート作品となる『仮面ライダーアマゾンズ』の製作を発表しました。現行のテレビシリーズ『仮面ライダーゴースト』とは差別化した作品で、『Amazon プライム・ビデオ』の日本製作第1弾として4月1日から配信を開始します。
『仮面ライダーアマゾン』といえば、それまでのライダーとは一線を画した造形と、「アーマーゾーン!」の雄叫びと共に変身するワイルドなキャラクターが印象に残る異色作。見ていた当時は3歳だった筆者にも強烈な記憶が残っていますが、それが今『Amazon』の製作でリブートされるとは……。
発表会に登壇した製作プロデューサーで東映取締役の白倉伸一氏は「いまだに42年前の第4作がシリーズ最大の異色作というのはいかがなものか」と発言。「仮面ライダー45周年に特別なもの、挑戦的な作品にしたい」「牙を抜かれた仮面ライダーにトゲをもたらしたい」と、本作への意気込みを述べました。
本作品には緑のアマゾン、仮面ライダーアマゾンオメガと、赤のアマゾン、仮面ライダーアマゾンアルファの2人の仮面ライダーアマゾンが登場。オメガは「養殖」、アルファは「野生」と位置付けられていて、対照的な2人のライダーが軸となったストーリーが展開していく模様。
藤田富さん演じる水澤悠が、仮面ライダーアマゾンオメガに変身。身体が弱く、引きこもりだった悠が、後述する仁との出会いにより野生に目覚めていくとのこと。
谷口賢志さん演じる鷹山仁は、仮面ライダーアマゾンアルファに変身。谷口さんはプロデューサーと監督から「人殺しでヒモでアル中の仮面ライダー」と説明を受けたそうで、かなり異色なキャラクターのようです。
悠を養子に迎える水澤家の娘、水澤美月役に竹田玲奈さん、仁がヒモとなり彼を支える泉七羽役に東亜優さんがそれぞれヒロインとして華を添えます。
制作陣には、1・2話とメイン監督に『仮面ライダークウガ』1話ほか平成ライダーシリーズを生み出した石田秀範監督、3・4話にはシリーズ最多のパイロットを手掛けた田崎竜太監督、5・6話にはシリーズ最多の劇場版を手掛け、最新映画『仮面ライダー1号』公開も控える金田治監督が参加。脚本は『仮面ライダー龍騎』『電王』『オーズ/000』を手掛けた小林靖子さんが担当。平成ライダーシリーズを生み出した名スタッフが昭和の『アマゾン』をどうリブートするのか注目されます。
発表会では、早くもライダーベルトの商品化が発表に。『仮面ライダーアマゾンズ 変身ベルト DXアマゾンズドライバーセット』が4月1日に予約を開始、『プレミアムバンダイ』と『Amazon』で発売することが明らかになりました。
会場ではサンプルがお披露目されたほか、発表会直後に『プレミアムバンダイ』ではティザーサイトが公開されています。
仮面ライダーアマゾンズ 変身ベルト DXアマゾンズドライバーセット | プレミアムバンダイ | バンダイ公式通販サイト
http://p-bandai.jp/item/item-1000103417/[リンク]
『仮面ライダーアマゾンズ』は2016年4月1日から『Amazon プライム・ビデオ』で配信を開始。毎週1話更新で全13話を配信します。
【特報】仮面ライダーアマゾンズ(YouTube)
https://youtu.be/GHzpADhC4EM
仮面ライダーアマゾンズ
http://www.amazon.co.jp/dp/B01D21FWLK/ref=cm_sw_r_tw_dp_GNS6wb0K84C8N
(C)2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (C)石森プロ・東映
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