日本では2014年6月21日に公開された『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』。
本作はフルCGアニメであり、かつてのテレビアニメとはひと味違った映像美で話題となったが、中国でも2016年2月26日から公開された。
Boxoffice Mojoによると日本の興収は219万ドルであるが、中国では公開3日間で448万ドルを記録している。最新データである3月6日まででは569万ドルに達し、日本の倍以上となる数字を記録している。現在も公開が続いているため、最終的には日本の3倍近い数字になることが予想される。
『聖闘士星矢』は中国でも人気が高く、ハリウッド映画『パシフィック・リム』に登場するジプシー・デンジャーの技である”エルボーロケット”が“天馬流星拳”と訳されるほどだ。
試写会では30代がメインの客層との報道があり、中国人のノスタルジーをくすぐっている様子だ。
参考URL:http://www.recordchina.co.jp/a129844.html
ここ数年、中国映画市場の成長は著しく、『ターミネーター:ジェネシス/新起動』や『ワイルドスピード SKY MISSION』の中国興収がアメリカ興収を上回る現象が発生している。
2015年に中国で公開された『STAND BY ME ドラえもん』が日本興収を大幅に上回ったことが記憶に新しいが、今年も同様の現象が発生したようだ。
2017年には世界一の映画市場になると言われる中国。アメリカのみならず世界各国がいかにして中国市場で稼ぐかに腐心している。日本も本格的に中国市場と向かう必要性が出ているようだ。
※画像はBoxoffice Mojoより
http://www.boxofficemojo.com/movies/intl/?page=&wk=2016W10&id=_fSEINTOSEIYALEGEN01
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(執筆者: sayotama) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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