ついに、新しいパワーレンジャー達の姿が公開された。
エンターテインメント・ウィークリー誌より公開された初のオフィシャルフォトには、2017年に劇場公開予定のリブート版映画『パワーレンジャー』にて、エイリアンと戦う5人のティーンエイジャーらが写し出されている。歌手のベッキー・G、映画『Me and Earl and the Dying Girl(原題)』で主演を務めたR・J・サイラーほか、ナオミ・スコット、ルーディ・リン、ダクレ・モンゴメリーが、それぞれオリジナルのテレビシリーズ『パワーレンジャー(原題:Mighty Morphin Power Rangers)』のトリニ、ビリー、キンバリー、ザック、ジェイソン役を演じる。ディーン・イズラライトが監督を務めるこの映画では、高校生に似つかわしくないパワーレンジャー達の成長物語を描写した、現代的な作品となる予定だ。
ディーン・イズラライト監督は、映画製作者は肌の色による人種差別は避けなければならない一方で、オリジナル版が持つ多様性は維持したいのだと、エンターテインメント・ウィークリー誌に語った。
「そもそも最初から、多様性は全体のプロセスの中でとても重要な部分だ」「登場人物を入れ替えたとしても、オリジナルが持つキャラクターの個性は残さなければならない。それは真の意味でキャラクターのオリジナル・ストーリーになるだろう」(イズラライト監督)。
この5人のレンジャーは、エリザベス・バングス演じる邪悪なエイリアンの魔女である、リタ・レパルサと対決することとなる。イズラライト監督は、オリジナル・シリーズの悪役が“狂気の”悪役へと変貌する彼女の才能について語った。
「私たちは、常に彼女に不意をつかれるだろう。彼女が正気を失ったのか? それとも、完全に計算ずくなのか? 彼女は自分が何をしているのか分かっているのか? エリザベスはこれらの疑問を、つま先で一蹴するだろう」(イズラライト監督)。
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