マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィカンダー、レイチェル・ワイズが出演する哀しい海を舞台にした映画『Light Between Oceans(原題)』の初となる予告映像が公開された。

同作は、作家M・L・ステッドマンのデビュー小説『海を照らす光』をもとに、映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のデレク・シアンフランスが監督を務めた。第一次世界大戦後のオーストラリア西海岸の灯台が舞台となっている。

ファスベンダーとヴィカンダーが演じる夫妻は、島に打ち上げられた救命ボートの中で見つけた赤ん坊を内緒で娘として育てる。2人は幸せの最中にいたが、数年後に娘の本当の母親(ワイズ)が現れ、彼女が娘と夫を同時期に海で亡くしたことが明らかになる。

ファスベンダー演じる夫は、妻に「この子は私たちのものではない」 「もう、僕たちはこの子を育てられない」と、予告映像の中で語る。

ドリームワークスは2012年に、原作となる小説『海を照らす光』の映画権利を獲得した。映画『Light Between Oceans(原題)』は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・ハイマンとジェフリー・クリフォードがプロデュースする。パーティシパント・メディアも共同でプロデュースを行い、2014年にオーストラリアで撮影された。

同作は、ドリームワークスと米ウォルト・ディズニーとの5年間の配給契約のもと、米ディズニーから配給されるドリームワークスの最後の作品となる。同作は、9月2日に米劇場公開する。

ヴィカンダーは、映画『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞を獲得した。また、ファスベンダーは、映画『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていた。ウェイズは、2005年公開の映画『ナイロビの蜂』で第78回アカデミー賞助演女優賞を獲得した。

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