シャイア・ラブーフは、イギリスのオックスフォード大学構内にて、エレベーターの中で24時間ライブ配信を行うアート・プロジェクトを試みた。
『#ELEVATE(エレベート)』と呼ばれたこのプロジェクトは、プロジェクトに参加したルーク・ターナーとナスチャ・セイド・ロンコと共に、静止しているエレベーターにラブーフが乗り込み、訪問者を迎えて24時間好きなように話をするというものだ。
「エレベーターに来た人たちは、アーティストやインターネットから情報を知って集まってきました。彼らから集められた声は幅広く、開放的で、オックスフォード大学を象徴する平等主義的なものかもしれません」(ラブーフによる公式声明)。
プロジェクトは2月19日午前9時(現地時間)に開始し、午後8時よりオックスフォード大学で行われたラブーフの講演時間を除き、2月20日午前9時(現地時間)まで続いた。エレベーターに乗ってきた人たちからは、ラブーフの両親が彼のアートについてどう思っているのか、どんな動物になりたいか、どんな映画を見たいかなどに関する話題が飛び出した。
ラブーフは「どういうふうにしたら、このプロジェクトがウザいと思われないか?」とライブ中継中に質問し、また「どうしたら、インターネットのような平等主義的なものが作れるか。エレベーターの中で話そう」と述べた。
『#ELEVATE』は、ラブーフ、ターナー、ロンコの最近のパフォーマンスの中で最も長いアート・プロジェクトとなった。彼らは、昨年行った『#ALLMYMOVIES(オールマイムービーズ)』に続き、最近では『#TOUCHMYSOUL(タッチマイソウル)』という勧誘電話を使ったプロジェクトを終えたばかりだ。『#ALLMYMOVIES』は、ニューヨークシティの映画館で3日間にわたり、ラブーフが出演した全作品を、最新作から子役時代へとさかのぼりながら鑑賞するというものだった。
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