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極度に暖かったり寒かったり、なかなかロックな天気が続いている関東地方ですが、一般的には暖冬と言われるこの冬の寒空。自然界ではもう「春」はすぐそこまで来ているのです。

東京都心にある人気自然触れ合いスポット「代々木公園」では、早くもサクラの一種「カワズザクラ(河津桜)」が満開を迎えているとのことで、久しぶりの東京を満喫したい筆者はさっそく観察してきました。

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昼下がりの代々木公園。平日ということもあり、公園内にはチラホラとフリスビーを楽しむ人が居るくらい。
そよ風が芝生を撫でる程度の、穏やかな日差しです。

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少し進むとピンク色のボンボンが見えてきました。
ちなみに、手前の木はソメイヨシノだったと記憶。まだツボミすら見えません。これが4月にもなると大変な量の花を咲かせ、あたり一面桜色で埋め尽くされるのだから凄いものです。

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だんだん見えてきました。カワズザクラの周りには人が集まっています。
そこまでカワズザクラの数は多くはなかったですが、それでもアースカラーな公園の中では、カワズザクラの濃いピンク色がとにかく目立っています。

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近くで観ると、このように見事な咲きっぷり。実に素晴らしい満開桜です。

ところでカワズザクラ(河津桜)とは

南伊豆の河津地方で1955年頃に発見された品種。早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
(公園へ行こう!より引用)

というサクラのようです。小柄なサクラですが、ソメイヨシノよりも鮮やかな花びらが可憐です。

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2/15に満開とのことで、取材日の2/16でもまだまだ花が散った様子などはありませんでした。

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勿論、まだまだツボミもあるので今後も十分見応えがあると思います。

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それにしても、春(冬?)の青空に良く映えます。

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そんな中、サクラの上の方から鳥の声が。メジロが来ていました。

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白い月が春空に浮かび、桜色の花びらと萌黄色のメジロが正に花鳥風月、といった赴きです。
このまま花見をしながら一杯飲みたい気分に襲われます。

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そのメジロもつがいで沢山飛来しており、春の到来を祝っているかの如く踊っていました。

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カワズザクラの木の下から。

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桜を楽しむ人々はそこまで多くはありませんでしたが、外国の方も珍しそうに見学していました。
花見シーズンのようなどんちゃん騒ぎも良いですが、少し早い春の訪れを静かに楽しむカワズザクラはまた別格です。

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あっという間に春はやってきます。カワズザクラにも早くも新緑が芽生え始めていました。
まだまだ寒い季節ですが、カワズザクラでちょぴり早いお花見なんて如何でしょうか?

※引用部分は「公益財団法人 東京都公園協会『公園へ行こう!』」より引用
https://www.tokyo-park.or.jp/special/migoro/spring.html

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