バックストリート・ボーイズのヴォーカリスト、ニック・カーターが5年ぶり3作目となるソロアルバム『オール・アメリカン』をリリース。プロモーションの為に来日し、20年ぶり(!)にインストアライブ&握手会を行いました。
この日、会場となった渋谷タワーレコードに訪れたファンは約300名。本来は写真撮影禁止のところ、ニックの好意で特別に10秒解禁され盛り上がりは最高潮!
トークコーナーでは、5年ぶりとなる新作アルバムについて「日本のファンの皆さんはいつだってパーフェクト。このアルバムは日本を愛しすぎているがために作った一枚。日本のファンはどんな曲が好きか研究もしたんだ」と日本のファンに熱烈なラブメッセージを贈りました。
「僕は何事もシリアスにとらえすぎない人で、楽しい事が好きなので、アルバムにも遊び心を入れています」と話すとおり、収録曲の『19 in 99』のMVは、ニックがスーツを脱ぎ捨てて家の中で大暴れするなど、かなり面白い内容に。バックストリート・ボーイズのメンバーであるA.J.がピザ屋の配達員役で登場している事については、ニックも「A.J.は素晴らしいピザ屋さん」と満面の笑顔。
Nick Carter – 19 in 99
https://www.youtube.com/watch?v=pm4hhYLaCqM
また、『GET OVER ME』でアヴリル・ラヴィーンとコラボしている事について「アメリカでアヴリルとツアーをめぐった事があったんだけど、彼女もハロー・キティのファンだったり日本が好きだから、“日本の為なら一緒に何かやろう”と賛成してくれて一緒に曲を作ったんだ」と紹介。
日本盤スペシャル・ボーナス・トラック『変わらぬ想い』では、AAAの西島隆弘とデュエットを披露。「僕もNissyの事を好きだけれど、Nissyも僕のファンだったそうなんだ。それでコラボする事になって、彼が選んだ曲が僕が10歳のときに歌ってた曲だったから驚いたよ」と曲への想いを明かしています。
その後、『19 IN 99』と『GET OVER ME』、バックストリート・ボーイズの代表曲『I Want It That Way』を披露し、会場は熱狂に包まれイベントは終了。「すぐにツアーをやりたい、必ず戻ります!」とニックは最後まで笑顔でした。
アメリカ人のニックが、同じアメリカ人のソングライター、スタッフと完成させた等身大のアルバム『オール・アメリカン』。全世界に先駆け、日本先行発売中。爽やかな楽曲の数々は「これぞアメリカのポップミュージック!」という大満足の一枚です。
最後に余談ですが、筆者が個人的に超お気に入りのアメリカのコメディ映画『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』にバックストリート・ボーイズがカメオ出演しています。また、昨年公開された映画『マジック・マイクXXL』では重要なシーンにバックストリート・ボーイズが流れたりと、アメリカのカルチャーにとって彼らの音楽は欠かせないのだなあ、と痛感!
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