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ライオンズゲート、テレビシリーズ『冒険野郎マクガイバー』のリブート版映画の製作を企画中

2016/02/09 21:30 投稿

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ライオンズゲートは、アクション・アドベンチャー・テレビシリーズ『冒険野郎マクガイバー』のリブート版映画の製作を企画中だ。また、米テレビ局CBSは、新たなテレビシリーズとして『冒険野郎マクガイバー』のリメイク版を計画している。

2月5日(現地時間)、ライオンズゲートのCEOジョン・フェルトハイマーは、同社の収支報告の中で両プロジェクトについて明かした。テレビシリーズの制作を務めたリー・デヴィッド・ズロトフと、映画『ワイルド・スピード』シリーズのプロデューサーであるニール・H・モリッツが、リブート版映画のプロデューサーを務める予定だが、それ以上の詳細は明かされていない。

テレビシリーズ『冒険野郎マクガイバー』は、全米で1985年から1992年に渡り、米テレビ局ABCでシーズン7まで放送された。リチャード・ディーン・アンダーソン演じる米政府の秘密諜報員のアンガス・マクガイバーが、複雑な難事件を、身の回りにある品物や所持品のスイス製アーミー・ナイフを使い解決していくストーリーとして広く知られている。

ライオンズゲートは、2月4日(現地時間)の株式取引市場の終了後、第3四半期は4070万ドルと大幅な減少となり、さらに1株27セントと、昨年と比べ半分以下に落ち込んだことを報告した。同社は、ジェニファー・ローレンス主演の映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』と、ヴィン・ディーゼルの映画『The Last Witch Hunter(原題)』が伸び悩んだことを要因に挙げた。

シリーズ4作目となる最終作『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は、全世界興行収入が6億5200万ドル、そのうち米国内は2800万ドルに終わり、シリーズ4作のトータルの興行総収入29億ドルの中で最も低い結果となった。2月5日(現地時間)、フェルトハイマーは、11月20日に公開された『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』が振るわなかったのは、11月13日(現地時間)に起きたパリ連続襲撃事件の影響と、中国での興行収入が2100万ドルに終わったことが要因だと指摘した。

また、ライオンズゲート・モーション・ピクチャー・グループの共同会長のロブ・フリードマンは、同作が振るわなかった3つ目の理由として、12月16日の公開後、好調な興行収入を上げ続けている映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の影響を受けたことを挙げた。フリードマンによると、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の影響により、最終作『ハンガー・ゲーム』の全世界興行収入は5000万ドルから1億ドルの減収に繋がったと述べた。

フリードマンは、「珍しい様々な状況が重なりました」と、付け加えた。

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