チャニング・テイタムは、映画『ワイルド・スピード』に主演していたかもしれない。もし、オーディションに失敗していなければの話だが。
映画『マジック・マイク』で主演を務めたテイタムは、2月3日(現地時間)の夜に放送された米テレビ番組『ジミー・キンメル・ライブ!』で、彼が経験した人生で最悪なオーディションについて告白した。
テイタムは、「映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』だ」と、語り、「(同作の撮影で)東京に行きたかった。東京でドリフトしたかった」と、続けた。
コーエン兄弟が監督を務める新作映画『ヘイル、シーザー!』を宣伝するために同番組に出演していたテイタムに、番組司会者のジミー・キンメルは、バケーションに行きたい場所をもとに映画の役を決めるのはいいアイデアかどうか尋ねた。テイタムは、結果的に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のオーディションは最悪な状態になり、全ての審査が終わる前にオーディションを止めて退席したと、語った。
テイタムは、「私はオーディションを、“これで終わりだよね?ひどい出来だ”という感じで途中で止めた」と、語り、「本当に終わりだったかさえ分からない。自分で途中で拒絶したから、大部分の詳細を覚えていない。私の悪い部分が混じり合っていたと思う。セリフも覚えていなかったし、完全に取り乱して、多分たくさん汗をかいていたはずだ」と、語った。
キンメルは、テイタムが、「人々は努力し続けろというが、そうじゃない、途中で止めて諦めるんだ!」というメッセージを子どもたちに送っていることに好感を覚える、とジョークを飛ばした。
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