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米ワーナー・ブラザース、ローラ・ソビアックの著書『つらいのが僕でよかった』を映画化へ

2016/02/05 21:30 投稿

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米ワーナー・ブラザースは、ローラ・ソビアックによる感動的な著書『つらいのが僕でよかった』を映画化する権利を獲得した。同著は、ローラの息子の故ザック・ソビアックを主人公とする。

テレビシリーズ『ジェーン・ザ・バージン』の俳優ジャスティン・バルドーニが監督とプロデュース、ケイシー・ラ・スカラとパトリック・コプカが共同でプロデュースする。ケイト・アダムスが米ワーナー・ブラザースを監修する。同スタジオは、ザック・ソビアックの別れの曲にちなんで、映画のタイトルを『Clouds(原題)』と題した。

骨肉腫と呼ばれる珍しい型の骨の癌を患った主人公ソビアックは、楽曲『クラウズ(Clouds)』を、彼の家族、そして友人に向けて作成した。2013年5月に、18歳になったばかりで亡くなる前のことだ。

ソビアックの音楽の売上によって生み出された基金は、主に10代と青年期の若者に起こる骨肉腫の研究に回された。

ソビアックは、「きっといつか僕はまたあなたに会えるだろう。僕たちは雲の中に飛び上がり、終わりをみることはない」と、歌う。

ソビアックは、『クラウズ(Clouds)』を収録して2012年12月にYouTubeで公開した。ソビアックが亡くなった当時は300万回を越える視聴回数があり、現在は1200万回以上の視聴を記録している。

ソビアックの母親ローラによる回想録『つらいのが僕でよかった』は、2014年に出版された。

バルドーニは、自身のプロダクションであるウェイファーラー・エンターテインメントのチームを通じてデジタル・ドキュメンタリーシリーズをつくり、『My Last Days(原題)』を監督した。ザック・ソビアックの話はシーズン1の最終エピソードだ。同エピソードは、YouTubeチャンネルのSoulPancake(ソウルパンケーキ)で放送された。今までで同エピソードは、1400万以上の視聴を獲得している。

映画『Clouds(原題)』の版権契約は、ジョエル・デルバーゴ・アソシエイツのジャクリーン・フリンの代理として、ゴッサム・グループのシャーリー・スマイリーによって行われた。ゴッサム・グループのエリック・ロビンソンは、バルドーニ、ラ・スカラ、コプカの代理人を務めている。リズ・ヨークも同じく、バルドーニとの代理人契約を結んでいる。

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