カレーに呪われた筆者は、寝ても覚めてもカレーな日々で御座います。
というわけで、今回はカレーの街”神保町”でも、ちょっと注目な店を紹介してみましょう。
神保町のニューカマー『仙臺』
やや読みにくい店名ですが『仙臺』と書いて「センダイ」と読みます。
神保町には数十年は営業しているカレーの老舗も多いのですが、この『仙臺』は比較的新しい店になると思います。
アグレッシブな立地にある『仙臺』
カレーの街でカレー勝負をする心意気は素晴らしいのですが、隣が『パンチマハル』で正面が……。
『ばんび』とか、ちょっとチャレンジャー過ぎる可能性は否めません。
しかし!
カレーゾンビと化した筆者的には、逆にこの立地で数年間やっている実力に注目しました。
メニュー全般、リーズナブルである
カレーと言えば神保町、神保町と言えばカレーですが、いわゆる名店と呼ばれる店のカレーはちょいちょい1000円超えなパターンが多いです。
しかし!
この『仙臺』は値段もリーズナブルに抑えられていて、学生にも優しい感じになっています。そして学生並の財布ヂカラな筆者にも、必然的に優しくありがたい店である事は間違いありません。
『牛たんカレー』が美味しいらしいですよ?
『ポークカレー』(450円)も魅力的ですが、この『仙臺』は『牛たんカレー』が美味しいらしいので、初見はセオリー通りに攻めてみます。
個人的には同じ”煮込んだら美味しい系”として『牛テールカレー』(750円)も食べたいのですが、この日のランチは4食目なので両方は無理でした。
というわけで、シンプルに『牛たんカレー』をオーダーします。
すると、どうでしょう?
座って3秒で『牛たんカレー』が出て来ました。
嘘です。
厳密には注文してカメラバッグを置いて、椅子に座って振り向いたら『牛たんカレー』が降臨していました。
恐らく注文してから10秒も経っていないと思われ、このスピードは『サンボ』を超えるスーパースピードで御座います。
まあ、ライスとカレーを盛り付けるだけなので、タイミングが合えばマッハなのも当然ですが、このスピード感は素晴らしいですね。
ちなみに以前はラーメン屋さんが入っていた店舗なので、麺茹で機がありました。それに各種カレーを湯煎している感じなので、そりゃ早いよねって感心した次第です。
デミグラスソースを彷彿させる『牛たんカレー』
まるでビーフシチューやデミグラスソースを彷彿させる色と艶……。
これは、食べる前から旨いパターンですね。
そして気になる”牛タン”も結構入っているので、お値段以上のカレーである事も確定です。
「いざ、実食!」
カレーとしてはスパイスが控えめかと思われますが、やはりビーフ感と言うか肉を煮込んだ系の美味しさが半端ありません。
牛タンも柔らかく、大きさも良い感じなので、思う存分味わえます。
ルーはもったりしていて、これは欧風カレーの”ブラウンソース”をベースにしたモノに近いのですが、乳製品のコクは抑えて、その分だけ牛さんの美味しさを引き出したカレーかと思われます。
若干、スタンダードで中辛となっていますが、さして辛くはないので辛口にしてもバランスが崩れる事はなさそうです。
ライスは標準で300グラムと書かれていますが、実際にそのくらいはありますね。
あと大盛り400グラムでプラス50円、特大盛り500グラムでプラス100円なのも筆者的にはツボる案件です。
近所にあったら毎日でも食べたいカレーだと言っておきましょう。
『仙臺』 総評
”早い、安い、旨い”と某チェーン店に似たキャッチが、そのままハマる『仙臺』は再訪必須のカレー屋さんだと思いました。
1500円クラスのカレーは月に一度のカレーですが、この750円の『牛たんカレー』なら毎週、もとい週3で食べたい筆者です。
さらにランチタイムを過ぎると”夜メニュー”になるので、その時間帯に訪れて『牛たんシチュー』(980円)とビールをキメてみたい衝動に駆られました。
それでは、是非みなさんも『仙臺』の『牛たんカレー』を試してみて下さい。きっと満足出来ると思いますよ。
『仙臺』(センダイ)
東京都千代田区神田神保町1-64-1 田中ビル1F
営業時間 11:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:日曜日(不定休あり)
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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