Facebookは『Google Play』と競合する自身のAndroidアプリストア立ち上げについて調査に入ったことをウェブメディア『The Information』が伝えている。このレポートによると、SNSの巨人はGoogleと決別するつもりはないものの、『Google Play』が今のところインストールされていないAndroid端末向けに別のアプリストアの立ち上げを検討しているという。Facebookは本件についてのコメントを控えている。
もっと見る:Facebook がオープンソースのAndroidスマートフォン参入を計画(英文)
https://www.theinformation.com/facebook-considered-push-into-open-source-android-phones
GoogleはAndroid市場で広く大多数を支配しているが、注目すべき例外も存在する。中国の携帯電話メーカーは、Googleが中国本土でビジネスを展開していないことを理由に、自社もしくはサードパーティーが運営するアプリストアに長く依存している。
もっと見る:Google Playはどうやってアップルとの“アプリギャップ”に肉薄したのか(英文)
http://variety.com/2015/digital/features/google-play-apple-itunes-app-store-1201449326/
Googleの正式なアプリストアを使わないアジアの他地域やロシア、新興国でもサードパーティーによるAndroidアプリの配布が行われている。Facebookはこれらの企業に『Google Play』の代替として、彼らのプラットフォームにより信頼性を持たせると同時に有料アプリの収益配分を受け取ることになるかもしれない。
技術面では、これはFacebookが運営する最初のアプリストアではない。同社は『Gear VR』スマートフォンとサムスン製のスマートフォン向けに展開する『Oculus app store』を既に運営している。消費者はそのストアから『Gear VR』――Googleが恐らく注意深く監視しているであろう端末――で使える有料アプリやゲームをダウンロードすることができる。
Googleは『Google Play』に類似したアプリストアから何を配布することも許容していない。このことはGoogleのアプリストア経由で配布されたAndroidアプリが『Google Play』から独立したアプリをダウンロードするきっかけになってはならないことを意味する。FacebookとOculusはサムスンと協業することでこの問題を回避しているが、これはまだGoogleをなだめるには不十分だ。
Googleは過去にサムスンとAndroidへの支配をめぐって争い、Androidのユーザー体験をカスタマイズしてGoogleの関与を軽視する計画を破棄させた。この観点から、Facebookの派生したアプリストアの計画はGoogleと交渉するカードの一つになるかもしれない。
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